おはようございます。
石﨑遊太です。
台風25号は、市内に想定をはるかに超える被害をもたらしました。
まずは被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
また、連日、救助や復旧、被災者支援に尽力されているすべての皆様に、深く感謝申し上げます。
書きたいことはたくさんありますが、今なお対応しなければならないことも多くあります。
十分に整理しきれないまま、淡々とした記録になることをお許しください。
月曜日
先週宣言していたとおり、家族と過ごすつもりでした。
しかし、台風の影響が深刻になるにつれて市民の方々からの連絡も増え、完全に仕事モードへ切り替えました。
そのさなか、自宅も停電。
議会災害等対策本部を設置することも決めました。
各議員の安否確認や情報の収集・集約に当たり、夜遅くまで慌ただしい一日となりました。
火曜日
朝から上宮田を中心に、現地の被害状況を確認しました。

行方不明となっている方もおり、現場には消防に加え、自衛隊や警察も集結していました。
ただならぬ緊張感が漂う中、あらためて被害の大きさを目の当たりにし、言葉を失いました。
午後は神田議長とともに登庁し、今後の議会としての対応を協議しました。

水曜日
駅立ちに時間を使うより、今やるべきことがあると考え、今週は実施を見合わせました。
上宮田地区で泥かきが行われるとのことで現地に向かいましたが、雨が強まり、二次災害のおそれがあったため、作業は中止となりました。
その後は、ほかの現場を見て回り、市民の方々からお話を伺いました。
三浦市社会福祉協議会のボランティアセンターにも伺い、今後の見通しについて意見交換しました。
被災により自宅に戻れない方々への支援が急務だと考え、午後は神田議長とオンラインで協議を重ね、議会としての申入れに向けた準備を進めました。
木曜日
連休明けの朝一番で、議会災害等対策本部のメンバーが参集しました。
情報を共有するとともに、優先して取り組むべき課題と今後の見通しについて協議しました。
会議終了後すぐに、神田議長、保健福祉部長とともに三浦市社会福祉協議会を訪問。

被災により自宅に戻れない方々の一時的な住まいの確保について協力をお願いし、快くお引き受けいただきました。
「市民の生活支援のためなら全力で支援する」と力強く話してくださり、本当にありがたい限りです。
※その後、三浦海岸ハイツでの火災の際にも被災された方を受け入れてくださった高齢者シェアハウス「みうらんち」から、6室を提供していただきました。すでに6室すべてで受け入れが決まったとのことですが、現在もさらなる支援に向けて動いてくださっています。
再び市役所に戻り、会議の内容を整理しながら、市や県議会に提出する申入書の作成を進めました。
昼食を急いで済ませ、前日にできなかった泥のかき出し作業に従事。
途中で作業を抜け、ご連絡をいただいていた現場や避難所を回り、状況の確認と情報収集に努めました。
合間には議長とのオンライン協議も行い、一日が終わりました。
金曜日
朝は近隣の状況を確認して回り、その後はベイサイドシェアで資料を作成しました。
正午ごろ登庁し、神田議長と申入れの内容を最終確認。
市長と副市長に、議会からの申入書と関連資料を手渡しました。

連日の対応で、市長、副市長ともにお疲れの様子でした。
災害対応の妨げにならないよう、意見交換は手短にして応接室を後にしました。
市政運営をめぐって厳しく意見を交わすことも多い間柄ですが、今はそれぞれの役割を果たしながら、力を合わせるべき局面です。
議会としても必要な協力を惜しまないことを、神田議長とともにお伝えしました。
その後も議長と今後の対応を協議し、退庁。
喪服に着替えて、通夜に参列しました。
詳細は控えますが、言葉にならないほど無念で、悲しい気持ちでいっぱいです。
土曜日
この日も、避難所や現場を回り、状況を確認する一日となりました。
日曜日
気持ちが張り詰めているためか、このところ、いつも以上に早く目が覚めてしまいます。
今朝も二度寝を諦め、この記事を書いています。
今日はどのように動くか、まだ決めていません。
状況を見ながら、自分にできることをしていきます。
長い議会が終わり、家族との時間を取り戻したいと思っていましたが、結果として今週もほとんど時間をつくれませんでした。
今週のシェアオフィスTIME
10月3日(土)の開催を検討していましたが、今後の気象状況によっては再び災害対応が必要となる可能性もあるため、お休みとさせていただきます。

実施できていない期間がどんどん長くなってしまい、申し訳ございません。
怒りや悲しみ、自分の無力さへのやるせなさをどこにぶつければよいのか分からないまま、とにかく動き続けた一週間でした。
なおこの一週間、市への状況報告に必要な場合を除き、被災現場(とりわけ被災家屋)の写真はできるだけ撮らない&SNSにアップしないようにしていました。
被害の実態を広く伝えるために、マスコミが撮影・報道することには大きな意義がありますが、私たち議員が発信する際には、被災された方々の心情やプライバシーに十分配慮し、その写真や情報を公にする必要性を慎重に判断しなければならないと考えているからです。
災害時には、議員が何をしているのか見えにくい、というご指摘があることも承知しています。
昨年のカムチャツカ半島付近の地震に伴う津波警報の際、市の対応上の課題を議会で取り上げたところ、ある市民の方から「では、あなたは何をしていたのか」と厳しいご意見をいただきました。
当時、私は正副議長室で市側の動きを注視し、情報収集・発信に当たっていましたが、私がどこで何をしているかをSNSで発信していなかったため、外からは何もしていないように見えたのだと思います。
災害時の発信に、唯一の正解があるわけではありません。
必要な情報はきちんと届けつつ、見せるために動くのではなく、まずは自分の立場で担うべき実務に黙々と取り組む。
そのスタンスが自分には合っています。
自宅が被害を受けながらも、連日朝から晩まで被災者のために働かれている消防団員、地域の皆様、事業者の皆様を前にすると、自分の働きが十分だとは到底思えません。
それでも、自分の立場だからこそできること、やらなければならないことがあると信じて、一つずつ取り組んでいきます。
復旧も被災者支援も、まだ途上です。
引き続き、自分にできることに全力を尽くします。
あらためて、この台風により亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして、現在も行方不明となっている方が一刻も早く発見・救助されることを、心より願っています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
石﨑遊太

