おはようございます。
石﨑遊太です。
最近、こどもたちがなかなかごはんを食べてくれず、地味に精神を削られています。
特に、「これならきっと食べてくれるだろう」と期待を込めて作った料理を出した瞬間、「これ、いらない!」と言われたときのショックときたら…。
(もちろん最大限リクエストに応えるようにはしているのですが、毎回同じ献立になってしまうので笑)
こどもの食事を作るようになって痛感したのは、作る側の「こうした方がおいしいだろう」という思いが、見事なまでに裏切られることですかね。
味に深みを出した料理よりも、塩だけでシンプルに味付けしたものの方がよく食べる。
レンジで温める前の冷たい状態がお気に入りだったりする。
などなど…
こちらが良かれと思って加えたひと手間が、こどもにとっては単なる「ありがた迷惑」になっていることも少なくありません。
そう考えると、障がい者福祉において大切にされる「支援する側の思いではなく、当事者本人の目線に立つ」という考え方は、こんな日常にも通じるものがあるような気がします。
……なんてもっともらしく分析してみても、親としての本音はただ一つ。
頼むから、とにかく栄養をしっかり取ってくれー!
今週の振り返りに入ります。
月曜日
令和8年第3回定例会の1日目。
冒頭、草間議員から、当初の予定にはなかった緊急質問を行うための動議が出されました。
私も含めた複数の議員が「賛成!」と声を上げて動議は成立。
草間議員による出口嘉一市長への緊急質問が行われました。
その時の様子や内容は、コチラの中継リンクよりご覧ください。
今回の質問と答弁で明らかになった、市長の行為の問題点は次の通りです。
- 教育委員会が所管する案件について、市民本人の意思を確認しないまま、「作戦」や「最も効果的な方法」といった言葉を使い、議員を紹介できるとも伝えながら、議会への請願提出を積極的に促したこと。
- 市長自身が具体的な陳情文案まで作成し、本人に提示していたこと。
- その過程で、教育委員会や市長部局への情報共有、事実確認を行わなかったこと。
- さらに、市民本人に対し、一連のやり取りを教育委員会に伝えないよう求めていたこと。
これまでも、市長と教育委員会との不和や、総合教育会議における市長の高圧的な態度を問題視してきました。
そんな中で市長は、必要な事実確認や協議を行わず、独断で市民を通じて議会に働きかけようと考え、教育委員会を動かそうとしていたのです。
こうした一連の行為は、かねてより危惧していた教育委員会への政治的介入につながりかねない重大な問題だと受け止めています。
結果として市民が一連の流れを拒否したため、請願や陳情の提出が行われることはありませんでした。
しかし市民の方からすれば、要望してすらいない請願・陳情という動きを市長という立場にある人間から積極的に誘導されたわけで、そのプレッシャーはすさまじいものがあったでしょう。
(答弁の中で、市長自身も市民に心理的負担を与えたことを認めています)
これらの経緯は、テレビ神奈川の報道でも取り上げられています。
その後、本会議は一時休憩となり、再開後に出口市長に対する問責決議が全会一致で可決されました。
決議の全文を下記に掲載します。
今般、出口嘉一市長が、個別の市民に関わる案件について、本人の意思を確認することなく議会に請願または陳情を提出することを提案し、みずから文案を作成して当該市民に送付したという前代未聞の事実が明らかになった。
また、緊急質問によって、市長は当該市民に対して議会への請願が最も効果的な方法であると伝え、議会から教育委員会への働きかけを行わせるための文案を作成していたこと、一連の手法を「作戦」と称して主導したことが確認された。同時に、本件を所管する教育委員会を初め、市の関係部署への情報共有や事実確認を一切行わず、独断で本件を推し進めていたことが明らかになった。
請願・陳情は、市民が主権者として自らの意思に基づいて議会に意見や要望を表明するための制度である。今回は、当該市民が市長からの働きかけを毅然と拒否したため提出に至らなかったものの、万一、これが提出されたならば、市民の請願・陳情をする権利や議会の意思決定に市長が介入することになり、地方自治の根幹である二元代表制を歪曲・形骸化させる、きわめて重大な事態を引き起こすものであった。
本年3月24日、三浦市議会は「二元代表制の本旨に則った議会対応及び円滑な市政運営を求める決議」を可決した。この決議によって、市長部局と教育委員会の円滑な連携を妨げる市長の個人的な言動や議会への誠実さを欠く対応等を厳しく指摘した上で、市長に対し、猛省と今後の市政運営に混乱や停滞を招くことがないよう強く求めたばかりである。
しかしながら、市長は議会からの決議を真摯に受け止めて行動に反映することなく、再び不適切な言動で市政運営及び議会運営に混乱を招いている。これは市政に対する市民の信頼を裏切り、市長と議会との信頼関係を著しく損ねるものであり、到底看過することはできない。
よって、三浦市議会は、今回明らかになった出口嘉一市長の一連の行為に対し、強く遺憾の意を表明するとともに、政治的及び道義的責任を問うものである。
以上、決議する。
令和8年8月31日
三浦市議会
今回の件について私が問題だと考えていることは、ほぼすべて、この決議文に込められています。
一連の経緯は、全国紙を含む数々の新聞でも報道されました。
決議文にも記載されている通り、3月にも市長に対する決議を出しましたが、今回、より重く受け止めなければならないのは、市長の行動によって市民本人にまで負担を負わせてしまったという事実です。
相談した市民の意思を尊重し、解決に向けて必要な確認や調整を行うべき立場の市長が、本人の意向を確認しないまま、議会への提出を主導していたという信じがたい行為。
市民対応としてのずさんさ、議会制度への不当介入、教育の政治的中立性を脅かす行為という観点。
どれをとっても、到底看過できることではありません。
なお、今回の件を、いわゆる「官製陳情」とする報道もありましたが、この表現については補足しておかなければなりません。
今回は、市職員が組織的に陳情の作成や提出に関与していたわけではなく、関係する職員への相談や情報共有がないまま、市長が独断で進めたものです。
「官製陳情」という言葉から、職員も一連の行為に関わっていたかのような誤解が生じることは、職員の名誉のためにも避けなければなりません。
責任の所在は、市長自身の判断と行動のみにあります。
市民と議会の双方からの信頼を損なう、極めて不適切な行為だったと考えています。
市長は陳謝する中で、何らかの対応を検討すると述べました。
今後、どのような対応が示されるのか、動きがあったらあらためてお知らせします。
この件に関してはこの振り返りだけではなく、問題の全容がきちんとわかるような記事を別途作成する必要があると思っていますので、もう少しお時間をください。
本会議の進行としては、その後は当初の日程に沿って議事が進み、3人の議員が一般質問を行いました。
下田議員による下宮田市営住宅跡地返還の問題についての質問では、市側の答弁に、到底納得できない点がいくつもありました。
詳しく書くと長くなるため、今回は割愛しますが、このまま曖昧にしてよい問題ではありません。
この点についても会派内で論点を整理し、決算審査でしっかりと追及していきます。
火曜日
一般質問2日目。
前日の決議の反響や問い合わせがものすごかったです。
いったん帰宅してすぐまた家を出て、23時ごろまでベイサイドシェアにこもって一般質問の推敲を行っていました。

水曜日
一般質問3日目。
質問の内容をギリギリまで精査したかったので、駅立ちは翌日に延期とさせていただきました。
この日はトップバッターでの登壇。

質問項目はかねてからお伝えしておりますように、下記の通りでした。
1.学校教育をめぐる諸課題について
(1)三崎地区の学校再編
(2)不登校の現状と支援の取組
2.持続可能な行政組織の構築について
(1)組織・人員体制の現状と課題
(2)職員の確保・育成・定着
(3)職場環境の整備と改善
(4)テクノロジーを活用した業務改革
今回の一般質問では、月曜日に取り上げられた問題とは別に、市長のこれまでの説明と実際の行動との食い違いや、庁内での情報共有・調整のあり方についても厳しく問いました。
特に、市長が学校再編をテーマとする市民集会に参加した際、副市長や関係部署、教育委員会に事前に伝えず、参加後も内容や自身の所感を共有していなかったことを問題視しました。
(一部報道では、市長が集会に参加したこと自体を問題視しているかのように伝えられていましたが、そうではないことは質問を聞いていただければお判りいただけると思います)
市民の意見を聞くこと自体は大切です。
だからこそ、そこで聞いた意見を関係部署と共有し、施策の検討や調整につなげるところまでが、市長の役割だと考えています。
学校再編という慎重な協議が求められる課題で、行政内部の調整を担う市長が、こうした対応を怠っていたことは看過できません。
冒頭から15分間くらいの部分ですので、インターネット中継で、この部分だけでもご覧いただけたら幸いです。
三崎地区の学校再編については、みうラボReport(Vol.14)でもまとめた通りですが、これからも状況を細かく追ってまいります。
各種提言については前向きな答弁も多く、収穫の多い一般質問になったと思います。
ただ、今回は2時間の持ち時間をほぼ使い切り、用意していたコメントを一部省略する場面もありました…。
かねてより「質問が長い」というご意見をいただくこともあります。
日頃の活動や学びの中で積み重ねてきた問題意識があり、確認したいこと、提案したいことは尽きません。
(もちろん、一般質問の場だけではなく、休会中であっても職員との意見交換や提言は随時行っているのですが)
一方で、限られた時間の中で論点を絞り、聞いている方にわかりやすく伝えることも、議員としての大切な力量だと思います。
必要な議論を尽くしながら、より伝わる質問にできるよう、構成や時間の使い方も磨いていきます。
木曜日
この日は総務経済常任委員会が開かれました。
私は委員でないため傍聴の立場ですが、付託されていた議案については事前に私も職員や議員と意見交換をしながら、確認すべき事項などについて整理をしていました。
終了後も打ち合わせなどが続き、夕方ごろに退庁。
家事育児モードに切り替えて、翌日の委員会に向けて就寝までもうひと踏ん張りしました。
金曜日
都市民生常任委員会が開かれました。
議案は2つ、付託された新規の陳情は3件。
しっかりと質問して内容を確認させてもらいました。
午後も打ち合わせや決算資料の読み込みに追われましたが、少し早めの15:30ごろに退庁。
忙しない平日5連チャンだったので、久々に家族にちゃんとした晩御飯を作ってあげられました。
土曜日
この日は完全に家族と過ごす日と決めていたのですが、あいにくの天気&娘の体調が少し芳しくなかったため、大事をとって家で過ごすことに。
娘のリクエストでクッキーを作ったり、風船で遊んだり。

タスクやプレッシャーに追われる仕事モードの日とは対極にある、ゆったりした時間が過ごせました。
愛する家族の存在が、今の自分の仕事の原動力です。
日曜日
この日も妻と育児を交代しながらの、在宅ワークの日とさせていただきました。
家の中でやることが尽きてしまったので、この日は少し古くなった強力粉を使ってパン作りを。

食育なんてたいそうなことは意識していませんが、自分で作る楽しさや、できたてのおいしさを感じてくれたらうれしいです。
寝かしつけを妻に託して、この記事を書いています。
(そして寝落ちしました…笑)
今週のシェアオフィスTIME
今週から決算審査特別委員会が続くため、引き続きシェアオフィスTIMEはお休みとなります。

今回、私は久しぶりに決算審査の委員を務めないことになりましたが、委員と同じ目線でしっかりと資料を精査し、会派内での協議を通じて間接的にではありますがしっかりと審査に関わっていきたいと思っています。
今定例会は、準備も含めて本当に濃密な時間となっています。
1期目から議会運営に深く関わる機会をいただいていることに感謝するとともに、その責任の重さを感じています。
現状に満足せず、自分自身も学び続けながら、議会全体の議論の質を高め、より良い行政運営につなげてまいります。
皆様も1週間お疲れ様でした。
大雨が降り続いており、現在、市内では避難所も開設されています。
最新の気象情報や市からのお知らせを確認し、どうか安全を最優先にお過ごしください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
石﨑遊太

