新しい命を授かって

おはようございます。
いしざき遊太です。

既に個人的なご報告やSNSでお伝えさせていただきましたが、この度、私と妻の間に新しい命を授かりました。

3318gの、本当に元気な女の子です。

これまで色々と支えてくださった方々、本当にありがとうございました。

1月12日の未明あたりから陣痛が始まり、結果的にその日の午後5時前に生まれました。

コロナの感染予防の関係で私はすぐに泣く泣く病院を去らなければならなかったのですが、ひとり帰宅してブログを更新しようと記事を書いていたところ、そのまま突っ伏して眠りに入ってしまいました(笑)

本来ならこちらでも当日中に報告したかったのですが、そのような経緯で遅くなってしまい申し訳ございません。

まずはここまで本当によく頑張ってくれた妻を、全力で労ってあげたいと思います。

思えば妊娠が発覚してからの約10か月間、実に色々なことがありました。

妻が約2か月間、悪阻で寝たきりの状態。
その中で日々の家事に加え、私の退職前の諸々や家探し、そして結婚式に新しい活動の準備などなど。

本当に目まぐるしい毎日で、自ら望んだ妊娠や進路のはずなのに、心が折れかけたこともありました。

心無い一言や態度で、妻を傷つけてしまったこともありました。

ケンカと仲直りを、何度も何度も繰り返しました。

陣痛で苦しむ妻の手を握っているとそんな日々が一気にフラッシュバックしてきて、こみ上げてくるものがありました。

いつもは「護ってあげなきゃ」と思っていた妻が、出産当日は私の100倍頼もしく、気高い存在でした。

これが女性の強さ(そして男性の無力さ)だと、あらためて痛感しました。

本当に本当に、ありがとう。

結婚と妊娠、出産を通じて学んだことに一つに、

「いかに自分が当事者の立場で考えていなかったか」

という気付きがあります。

このあたり、学んでいた障がい者福祉においては「本人目線」という視点で意識していただけに、自分を恥じました…

夫婦別姓の是非や不妊治療の支援策、婚姻という民法規定の在り方などなど。

巷で議論にもなるようなこういった問題について、これまでの私は自分なりに精一杯積み上げてきたイデオロギーや感覚で、“正しい”と思える解決策が見出せると自信を持っていましたし、実際にその中身を声高に主張することもありました。

しかし自分がいざその問題の当事者になったとき、それまで偉そうに語っていた自らの主張が、一瞬で崩れ落ちることがしばしばあったのです。

これは私が“中立的に”もしくは“客観的に”問題の構造を捉えようとするあまり、それぞれの当事者の目線に立つことを無意識的に避けていたからだと思います。

大いに反省しました。

もちろんそこに政治という概念がある以上、意見や利益の対立は避けれられませんし、様々な思いがある中で一定の決断をしなければなりません。

でも、その決断の前提には、当事者の立場になって考え抜く過程が必須だと思います。

これから政治という領域に踏み込んでいく立場の人間として、ここを自覚できたことは本当にありがたかったです。

というより、ここに気付けていなかったら政治に携わる資格がなかったと思います。

そんなことも感じながら過ごした、約2年間でありました。

正真正銘の“みうらっこ”となった娘のためにも、三浦をよりよい地域にしていくべく、全力で働いていきたいと思います。

「こんなことを書いている暇があったら奥さんと赤ちゃんに会いに行けよ!」

そんなお声も聞こえてきそうですが、実はコロナ対策で面談時間も限られているのです…

パートナーか実子しか面会が許可されていないので、もちろん毎日会いに行きたいと思います!

浮かれ気分で書き綴ってしまいすみません。

お付き合いいただきありがとうございました。

親子ともども、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

石﨑遊太

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