【令和8年第1回定例会】一般質問 全文書き起こし

令和8年第1回定例会のうち、3月2日に行われた私の一般質問について、自分で書き起こした全文をアップします。

一般質問については、以前の投稿(初めての一般質問を終えて)で概要をご説明しておりますので、よろしければご覧ください。

※展開がわかりやすいように、吹き出し風の文章を適宜挿入します。

※行政からの答弁、その他議員の発言については、囲み文字で記します。

※議場での発言には議長の許可が必要なので、実際には議員、職員ともに発言ごとに挙手→議長からの許可の流れがありますが、ここでは便宜的に省略します。

「一般質問なんて聞いたことがない」

「聞いていてもつまらない」

そんな感想をお持ちの方も少なくないと思います。

私としてもそのお気持ちがよくわかるので、手元に資料がなくても話の流れがつかめるよう、構成や原稿はできる限り工夫しております。

興味のある分野だけでも拾い読みしていただけたらありがたく思います。

そして感じたこと、思ったことなど率直なご意見をSNSやお問い合わせフォームから教えていただけたら幸いです。

※発言の内容は、下記の通告書通りになります。

【石﨑】一般質問 発言通告書

1.現状の行政運営について
(1)市長公約の進捗状況と実現にむけた取組
(2)副市長不在の影響と認識

2.総合教育会議の問題点について
(1)総合教育会議の位置づけ
(2)これまでの合意形成プロセス
(3)会議運営のあり方


※クリックすると該当部分にジャンプします(画面右下の矢印ボタンで最上部に戻れます)

!!注意!!

下記の文章はあくまで私がYoutubeでのアーカイブ配信を個人的に書き起こしたものであり、正式な議事録ではありませんのでご了承ください。

議事録がアップされましたらこちらにそのリンクを追記する予定です。

以下発言

石﨑遊太

三志会の石﨑です。

ただいま議長の許可を頂きましたので、一問一答方式で一般質問を行わせていただきます。
内容は発言通告書どおり、1番、現状の行政運営について、2番、総合教育会議の問題点についてになります。
ご答弁のほど、よろしくお願いいたします。

目次(クリックで飛べます)

1.現状の行政運営について

1点目、現状の行政運営について伺います。
出口市長が市長に就任されてからはや8か月が経過しました。
この間、市政運営にあたりさまざまな判断や調整を重ねてこられたことと思います。
まずは、市長就任から現在までの市政運営について、ご自身としてどのような手応えや課題認識をお持ちか、お聞かせいただけますか。

出口嘉一市長

ご質問の課題認識、手応えですけど、市職員のサポートにより、昨年6月に市長に就任いたしましたが、行政運営をしっかりやらせていただいていると認識しております。

分かりました。
市長は政治未経験での中での就任であり、実際に行政の長として職務にあたる中で、選挙期間中に想定していたものとのギャップや制度上の制約、調整の難しさなども感じてこられたのではないかと推察いたします。
その上で市民として最も関心があるのは、選挙時に掲げられた公約が現在どの段階にあるかという点です。

石﨑遊太

そこで(1)番、市長公約の進捗状況と実現に向けた取組について伺います。

こちらは選挙期間中に配付されたビラであります。
選挙公報と同内容であると認識をしています。
ここに掲げられた公約について、現時点での状況を一つ一つ確認してまいります。
当然ながら8か月間で全ての公約が実現するものとは考えておりません。
中には中長期的な視野で掲げられたものもあることでしょう。
したがって、まだ実現していないこと自体を問題にするつもりは毛頭ありません。
しかしながら、実現に向けた具体的な行動が取られているのか、あるいは、検討がどの段階にあるのかについては事実ベースで明確にする必要があります。

そこで、各公約について以下の4つの段階のいずれに該当するのかという整理でお答えいただければ幸いです。
1つ目、既に実現した、または予算計上等により実現段階に入っているもの。
2つ目、庁内で具体的な検討が開始され一定の手続が進んでいるもの。
3つ目、意向としては持ち続けているが、具体的な庁内検討には着手できていないもの。
4つ目、現時点では実現が困難であり、見直しや再整理が必要と認識しているものになります。
特に2番目ですね。庁内で具体的な検討が開始されているという公約については、担当部長からも具体的な答弁、具体的な内容について答弁を求めることになるかと思いますので、あくまで事実ベースでのご回答をお願いします。
この整理で網羅的に確認してまいります。

まず、市政全般に関わる部分ですね。
前段とでもいいましょうか、一つ一つ見ていきますが、1つ目が多選(6選)を阻止し、クリーンな市政を目指しますとあります。
ここについてはいろいろと禍根が残っているものの、吉田前市長の多選を阻止したということで実現したということになるでしょう。
クリーンな市政を目指すという部分については目標といいますか、ゴールのないものかとも思いますが、現状の認識についてはいかがでしょうか。

出口嘉一市長

市長就任以降、さまざまな行政事務を行ってきましたが、しっかりクリーンに対処させていただいていると認識しております。

分かりました。
次ですね、二町谷、旧三崎中学校跡地、新海業プロジェクトなど、不透明な事業の状況を公開しますとあります。
ここについては、まず市長室長に伺いましょうかね。公開状況に何か変化があったのか、伺います。

徳江卓理事兼市長室長

現状では具体的に実際に動かしたものということで説明させていただきますと、具体的には昨年の11月及び本年2月に開催いたしました定例記者会見において新海業プロジェクト、それから、城山地区利活用の進捗状況について説明をいたしました。
また、本年2月に開催いたしました第1回みうら市民懇談会におきまして、新海業プロジェクトをテーマに三浦市の海業の取組、プロジェクトの背景、民間の投資による公民連携の実施体制、海業実施までの流れ、プロジェクトの経過、事業計画案から見る海業推進のコンセプト及びプロジェクトの全体スケジュール、こちらについて説明をいたしました。

今説明がありましたが、この取組で市長が掲げられていた不透明さ、これは解消されたという認識なのでしょうか。市長に伺います。

出口嘉一市長

従来、市民に届きにくい情報があったと。
さまざま、市としては開示をしたり、発信したりしていたが、それがなかなか市民に届かなかったという問題認識がありまして、みうら市民懇談会ですとか、YouTube、記者会見をYouTubeで発信するなどの取組を行っています。
しかしながら、まだまだこれは市民に届くということでは道半ばだというふうに理解していますので、今後も積極的な情報発信に取り組んでいきたいと考えております。

先日の市民懇談会には私も出席させていただいたので、もう少し新海業プロジェクトの現状についてお聞かせください。
まず、改めて本プロジェクトの中での関係事業者とは誰を想定しているのか、改めて市長室長に伺います。

徳江卓理事兼市長室長

関係事業者とは、基本協定に定義をいたしました直接的な利害関係者でございまして、具体的にすべてを申し上げますと、株式会社三浦海業公社、「うらり」マルシェ出店者組合、日本鰹鮪魚市場株式会社、三浦漁業協同組合、三崎魚類株式会社、三崎水産物協同組合、三崎鮪船主協会、神奈川県漁業協同組合連合会、三崎朝市協同組合、協同組合三崎まぐろ加工センター、三浦商工会議所及び協同組合三浦市商店街連合会の全てで12団体でございます。

もともとはこれら関係事業者との交渉を優先して、昨年の12月末までに調整を完了することになっていたかと思います。
念のため伺いますが、現状この調整は完了しているのでしょうか。

徳江卓理事兼市長室長

まだ完了しておりませんで、現在も関係事業者等への説明、協議を継続して実施をさせていただいております。

当初の予定より調整が遅れている具体的な理由は何か、お聞かせください。

徳江卓理事兼市長室長

関係事業者の皆様とは伺った意見を踏まえながら必要に応じて事業計画案を修正するなど、丁寧に協議を進めさせていただいておりまして、その結果、当初のスケジュールより時間がかかっております。

それでは、現時点で協議、調整を行った関係事業者について伺いたいと思います。

徳江卓理事兼市長室長

まず、基本協定に関係事業者等として位置づけさせていただいている12団体の代表者の皆様に対しては昨年の9月4日に開催いたしました三崎漁港グランドデザイン推進会議、こちらにおいてプロジェクト全体の提案について興和グループから説明をしております。
以降、順次関係事業者等とは個別に協議を進めさせていただいております。

当初の予定より遅れているということは何かしらの要因があると考えるのが自然なことかなと思います。
関係事業者との協議の中で、今何がボトルネックになっているのかをお聞かせください。

徳江卓理事兼市長室長

関係事業者等の皆様の意見を踏まえまして事業計画案の修正作業、こちらも進めております。
ただ、現時点では具体的にボトルネックとなる事項はございませんが、今後も丁寧にご意見を伺ってまいりたいと思います。

分かりました。
関係事業者あっての本プロジェクトであることは市側が繰り返し述べていたことですから、引き続き丁寧な調整プロセスを踏んでいただくようお願いします。

この部分について市長にも伺わせてください。こちら、市民懇談会で配付された資料なんですけれども、事業実施までの流れということで、今、事業計画に関する協議を行っているところだと思います。この協議が実施計画とともにまとまってからパブリックコメントを実施して事業計画が完成し、申請、認定、漁港施設の貸付等手続を経て、ようやく市と興和グループとの事業契約ということになります。
この事業契約の完了が当初のスケジュールでは令和8年3月、すなわち今月までであるということでした。
市長は市民懇談会の中で明言を避けていたように感じましたが、これですね、どう考えても今月中の締結は不可能だと思います。
3月中に事業契約まで完了する見込みが少しでもあるのか、市長に伺います。

出口嘉一市長

現状、関係事業者の皆さんとの協議、私も参加させていただいていますが、議員おっしゃるとおり、関係事業者さんとの丁寧な協議を進めている段階で、現状3月中に事業契約を締結するというのはなかなか難しいと理解しております。

分かりました。通常パブリックコメントの期間だけでも基本的に30日と定められておりますから、今事業者との協議が終わっていたとしても、普通に間に合わないということになろうかと思います。

もう一点、市長に伺います。年頭の新聞でのインタビュー記事において、市長のこのような発言が掲載されていました。

“興和グループによる新海業プロジェクトは関係者との協議は順調に進んでいます。”

そもそも当初の予定どおりにスケジュールが進んでいない。
先ほど確認したとおり、事業関係者との協議も完了していません。
その上で何をもって順調に進んでいると答えたのか、お聞かせいただけますか。

出口嘉一市長

個別の協議の中では、当然関係事業者さんからの要望ですとかがありまして、それは丁寧に対応しているところです。
ただ、各事業者さんとお話をしている中で、このプロジェクトに反対であるというようなご意見は伺っておりません。
そういった意味でいろいろな課題がある中でも前向きに皆さんと協議させていただいているという意味で順調に進んでいると申し上げました。

認識は分かりました。ただ、この記事を見て出口市長が実態と異なる認識を発信しているですとか、自分たちは蚊帳の外にいるのではないかとして不信感を募らせた関係者もいると伺っています。
あなたの言動1つでそうした不信感を生み出し得るということはしっかりと反省して慎重さを持っていただきたい、そういうふうに思います。
私もこのプロジェクトをぜひとも実現まで持っていってほしいと考えています。この件だけではありませんが、市長が個人的な思いや感覚を答えたとしても、それが行政全体の見解や総意であるとみなされ得ることをよくよく心に留めていただきたいと思います。

少し長くなってしまいましたので次の進捗確認に移ります。市長以下、職員の関係事業者との会食、贈答品の授受を禁止しますとありますが、こちらの具体的な進捗はあるのか、伺います。

出口嘉一市長

現状、こういったことに対する規定が定められておりまして、令和7年4月だったと思いますけど、市長も含めた規定が今ございます。
そういったことですので、現状において適正に運用されていると理解しております。

では、これは就任前に実現していたというところなのかなと理解をしました。
続いて、市民に開かれた市役所をつくりますとあります。ちょっと抽象的な部分なんですけれども、こちらについての認識はいかがでしょうか。

出口嘉一市長

こちらは先ほどと少し繰り返しになりますけど、さまざまな局面において情報発信を積極的に行っていく。
これはYouTubeもそうですし、SNS、そしてみうら市民懇談会、こういったことを通して情報発信を積極的に行っていくことで市民に開かれた市役所づくりを進めていく、そのような取組を行っております。

分かりました。
今、ソフト面というところでお答えいただきましたけども、新しい新庁舎もできてハード面でどういうふうに開かれた市役所をつくっていくのかというところも今協議の真っ最中だと思いますけれども、しっかりと考えていただければと思います。

次です。
市役所組織内のハラスメント対策を徹底し、働きやすい職場をつくりますとありますが、こちらについてはいかがでしょうか。

出口嘉一市長

令和8年度以降、さらなる具体的な検討を進めていきたいというふうに考えています。
昨今首長のパワーハラスメントの報道もたくさんありますので、首長ですとか、議員の皆さんも含めた形での対策というのを講じていきたいというふうに考えています。

ちょっともう少し深掘りさせていただきたいんですけども、選挙告示日の投稿動画、私の記憶では、ここで庁内のハラスメント対策において市長は市長直轄の弁護士チームを編成すること、そして、市長へのホットラインを開設すること、この2点を声高に掲げられていましたが、ここについての具体的な庁内検討は進んでいるんでしょうか。

出口嘉一市長

現状、ほかの自治体の動向ですとかを研究させていただいていて、やはり条例を定めて第三者の相談窓口を設置する、その中で弁護士さん等に入っていただく、そういったことが行われています。
私の直轄のホットラインとかにこだわることなく、市職員の皆さんが相談しやすい体制、そして、やはり内部だけで完結するのではなくて、必要に応じて第三者の目でしっかり適正に調査いただける体制、そういったことを念頭に今後具体的に検討を進めていくというふうに考えています。

分かりました。
続いて、教育と子育ての先進自治体のカテゴリーに移ります。1つ目が、探究型学習モデル校を新たに設立というところですね。
ここについては先日6番議員からの質問で議論もありましたので確認になりますが、実現したい思いはあるが市長部局も含めた具体的な庁内検討までは進んでいないと、そういう認識でよろしいですか。

出口嘉一市長

庁内で議論はさせていただいていますが、やはりこれは教育委員会とのしっかりした合意がないと進められないというふうに理解していますので、今後総合教育会議などで議題に上げて活発に議論させていただきたいと考えております。

今の件、これ、実は前回の定例会、12月の議会ですけれども、こちらにおいて12番議員ですか、一般質問で、市長は学びの多様化学校の設置による不登校対策についても教育委員会との議論を進めていくと答弁しました。
その直後、後半部分で触れますけれども、総合教育会議について、まずは年明けに総合教育会議を開催し、教育委員会との協議を進めたいとも述べられました。
しかし、実際には今回2月13日に行われた総合教育会議の中でもこの学びの多様化学校について議事に上がらなかったわけですけれども、この答弁と実際の議事内容の乖離について、理由をご説明いただけますか。

出口嘉一市長

2月に実施した総合教育会議については、教育大綱に関する議論、そして教育ビジョン及び三崎地区の学校の統廃合について議論させていただきました。
教育に関してはさまざまな議題がある中で2月については最も優先順位が、優先度が高いものを選定して議論させていただいたというのが現状でございます。

分かりました。総合教育会議については後ほど触れますのでこれぐらいにしておきましょう。

次に行きます。小中学校の統廃合計画を白紙に戻し、学校教育ビジョンの見直しを実施するとあります。
ここについても後半で触れますし、先日6番議員との議論がありましたので確認にとどめたいと思いますが、小学校の統廃合計画を白紙に戻すというのは撤回、そして、学校教育ビジョンの見直しについては実現したいと思っているが、具体的な検討はこれから、そんな認識でよろしいでしょうか。

出口嘉一市長

学校教育ビジョンについての見直しを検討していくというのは、やはり統廃合の考え方を改めて議論していくということですので、繰り返しになると思いますけど、三崎地区については三崎小学校の統廃合を今後検討していかなきゃいけない。
これは総合教育会議でも話をさせていただきました。教育ビジョンの中で今後の学校の統廃合の考え方を含めてどうしていくべきなのかということについては総合教育会議で丁寧に議論していきたいというふうに考えています。

分かりました。こちらは後半で議論いたしましょう。

次ですね。小中学校の学校給食費を無償化。ここについてのご認識はいかがでしょうか。

出口嘉一市長

これについてはぜひ実現していきたいと考えておりますが、令和8年度の予算編成については中学校給食無償化を見送らせていただきました。
やはり直近の財政状況ですとか、新庁舎移転を踏まえて、移転にかかる費用というのがかなり大きくなりますので、ここについては慎重に今後も財政状況を見ながら検討を進めていきたいと考えております。

ここについては以前の一般質問、7月でも提言しましたが、国の財源化の動きをしっかりと見極めながら検討していってほしいと思います。
また、私としても無償化できるに越したことはないと思う一方で、国の支援の手法や進め方によっては給食の質の低下が起こり得ることへの懸念も抱いています。
無償化することだけを目的にすることなく、こどもたちにとって喜ばれる、質の高い学校給食であることを大前提とした議論を重ねていけたらと思っておりますので、よろしくお願いします。

次に行きます。隠れ待機児童問題の解消とあります。
以前の議論の中で、ここで言う隠れ待機児童とは保留児童であることを確認しました。
まず、保健福祉部長に伺いますが、来年度の4月入園の状況も基本的にはほぼ確定してきた頃だと思います。
来年度4月入園における保留児童の実績を直近2年間ぐらいの比較も含めてお聞かせください。

新倉卓保健福祉部長

令和8年度の保留児童の実績ということでお尋ねいただきました。
令和8年度、まだ4月1日を迎えてございませんが、現段階で30人ということになっております。
令和6年度、こちらが26人、令和7年度が29人という実績になっております。

非常に難しい課題だと思うんですけれども、市長の現状認識はいかがでしょうか。

出口嘉一市長

保留児童対策について、特にゼロ歳から2歳のこどもたちの保育の受皿が不足しているというふうに認識しています。
今後、こういった乳幼児の受皿拡大に向けて引き続き令和8年度において検討を継続していくというような認識でおります。

本当に保育士さんをどう確保していくかということですよね。
私も子育ての当事者として解決したい政策課題だと思っておりますので、これからも研鑚を深めて提言をしていけたらと思っています。

次です。学童保育の充実と保護者の負担軽減。こちらについては認識はいかがでしょうか。

出口嘉一市長

学童保育、市内の学童保育におきましては、今いずれも保護者会運営ということで保護者の皆さんに負担がかかっているという現状認識でおります。
ただ、各学童クラブで状況も異なりますので、それぞれの学童クラブとどのような形で負担軽減を図るのがいいのか。
保護者会運営の在り方も含めて今後丁寧に議論していく必要があるなと理解しています。

次に行きます。
徹底した情報公開と住民自治のまちというカテゴリーですが、まず、市の事業に市民の意見を取り入れるための仕組みを構築とあります。
ここについての進捗はいかがでしょうか。

出口嘉一市長

現状、みうら市民懇談会というのを1回目開催したわけなんですけど、まだなかなか仕組みを構築するという段階までは至れていないというのが現状、率直な状況でございます。
まず意見を皆さんからしっかり聴取いただける環境をたくさんつくっていって、その中で活発なご意見を頂く、そういったことを積み重ねながら、どういった形でそういった仕組みに近づけていけるかということを今後考えていきます。

我々議員も職員も、市長もそうだと思いますけれども、やはり現実の課題に日々直面するあまり、実現可能性というバイアスでどんどん考えが凝り固まってしまいがちだと思います。
自戒の念も込めてなんですけれども。
ですから、そうしたバイアスがかかっていないフラットなご意見を市民の方から頂くということはとても大切なことだと思っていますし、私も議員活動として実践を心がけています。
しかし一方で、意見や要望をただただ聞くだけではなくて、実際の課題や危機感を市民の方と共有する機会、こういうものも重要になってくるのではないかなと思っています。
そうした観点も踏まえてどんどんブラッシュアップしていただければというふうに思います。

次に行きます。3か月に一度、各政策の進捗状況を市長が会見及びYouTubeで報告。こちらはいかがでしょうか。

出口嘉一市長

こちらは議員ご承知のとおりだと思いますけど、会見は開始させていただいております。
冒頭の説明のみとなりますが、これでも市が、特に議会前にその議会に何をやろうとしているかということが市民に伝わりやすくなったのではないかと考えております。

実際この運用を開始してみて手応えみたいなものは感じていますか。

出口嘉一市長

YouTubeで配信させていただいていますが、まだまだ視聴者数が少ない状況ですので、これを積極的に、より見ていただくために発信を工夫していく必要があるのかなと理解しております。

分かりました。

それでは、高齢者に優しいまちについての公約に移ります。
1つ目が、移動の手段を確保するためコミュニティバスを運行とありますが、こちらの進捗はいかがでしょうか。

出口嘉一市長

令和8年度の予算で地域公共交通計画の策定という予算を上げさせていただいています。
これについてはコミュニティバスということだけではなく、地域の交通の課題をしっかり認識、分析して交通の空白地帯がどこにあるのか、何が課題なのかということをまず分析すると。
そういったことを踏まえて現状ライドシェアもやっておりますけど、今後の三浦市の交通にとってどういう施策がベストであるかということを、この計画をしっかり出すことで導き出していきたい。
その中でコミュニティバスということも考えていく必要があると理解しております。

ライドシェア一辺倒というか、公共交通会議も少しその色が強過ぎるなと感じていましたが、そこが全般的な地域交通の議論が始められたというところは評価をしたいと思います。
 次に移ります。孤立した高齢者世帯への見回り支援を強化とあります。こちらについては先日の議論の中でも民生委員さんとの連携について答弁されていました。この公約については実現に向けた新たな動きができているのか、伺いたいと思います。

出口嘉一市長

この公約についてはまだまだ庁内での検討段階でございますが、今後、民生委員さんだけではなくて民間の事業者さんとの連携など、そういったことを含めて継続していく必要があると考えております。

分かりました。
今、民間の事業者との連携という言葉がありました。市長にお聞きしたいんですけれども、本市において民生委員以外、高齢者の見回り支援の大きな主体となっている担い手が誰だか、今認識されていますか。
お聞かせください。

出口嘉一市長

民生委員さんのほうでそういった見回りが必要な方等をキャッチして地域包括センターのほうに、これは社協さんが運営していただいていますけど、と連携して見回り

支援をしていただいているというふうに理解しております。

そうです。
まさに地域包括支援センターなんですよね、大事な主体が。
例えば、地域包括センターが市内でたくさんつくっているサロンがあります。そのサロンが1つの見回りの支援チームとなっていて、例えばそのサロンのメンバーさんが連絡なく欠席したりすると、どうしたんだろうということになってお宅を訪問するという動きが取れたりします。
言わば地域包括支援センターは、こうした民生委員さんとは別の見守り体制のコーディネーターでもあるんですね。今、この地域包括支援センターの実施主体は事業者が社協さんであるということを答弁いただきましたけれども、まさに今、あなたが開示している三浦社会福祉協議会が事業者なんですよね。
これまでにも信頼関係の回復に向けて誠意ある対応を求めてきました。もう私から何を伝えても動いてもらえないんだということが分かりましたので、せめてそういう地域福祉の側面もあるんだということをニュートラルな視点で学んでいただきたいと思います。

次のカテゴリーですね。農業で稼ぎ、挑戦できるまちです。新規就農支援の強化については進捗はいかがでしょうか。

出口嘉一市長

新規就農支援につきましては、まず、三浦市の農業の後継者不足、今後農家の高齢化が進んでおりますので、10年後、なかなか後継者が見つからない農家さんが多いと、そういった課題認識をしております。
そういったことに対して後継者支援ですね。
後継者になってもらえるような支援ですとか、あとは新規就農支援、そういった取組が必要だと理解しております。
先日、地域計画における会議がありまして、農協さん、農家さんと率直な意見交換をさせていただきました。
やはりこれも農協さん、農家さん等としっかり合意して、歩調を合わせて進めていく必要があると思いますので、まずは課題認識を共有して議論の緒に就いたところというところでございます。

分かりました。
新規就農支援も大事、ここは本当に大事なんですけれども、やはり今就農されている方々を、農家さんですね、これをどう守っていくのか、どう育てていくのかという観点は忘れずに検討を進めていってほしいと思います。

同じ農業のところですが、もう一つだけ。都市部に三浦市産の産直市場を開業とあります。こちらについての認識はいかがでしょうか。

出口嘉一市長

この公約の目的ですけど、まずは三浦野菜のブランド力の向上ですとか、農家さんの販路の拡大にございます。
これは詰まるところ農家の所得向上ということがやはりゴールになるわけです。
市の内部で協議する中で、一足飛びに都市部での産直市場を目指すのではなく、これはやはりノウハウが不足している等々大きな課題がございますので一足飛びにそちらに向かうのではなくて、まずは市内における産直市場の設置を検討、協議していくという方向で今考えております。

休憩

午前に引き続いてになりますけれども、もう少し市長公約の進捗状況について確認をさせてください。
次のカテゴリーですね。再び水産業でにぎわうまちに行きます。
ここでは中長期的な視点で藻場の再生への取組を強化とあります。
市長、こちらについてはいかがでしょうか。

出口嘉一市長

現在、藻場の再生の取組については城ヶ島と大磯で、今、漁協さんのほうで取組を市も連携しながら活動を続けております。やはりこちらで成功事例を積み重ねまして、そのほかの地域にも広げていきたいと。
今、現状そのように考えています。

ここについては文言にも含まれていますように、短期的な費用対効果を求めるところではないと思いますので、引き続き他の自治体や企業との連携を強化しながら取り組んでいってほしいと思います。
次に、ユニークな観光を創造するまちになります。この中では三崎、南下浦、初声の各地区で市民参加の協議会を設立とあります。
こちらについて何か具体的な動きがあるのか、伺います。

出口嘉一市長

地域での各協議体につきましては、既に活動をされている団体の皆様と意見交換を重ねながら最適な形を模索していきたいと考えています。
市民協働課とも連携して、ニナイテで3月末に開催される地域資源情報活用検討会議においても意見交換を行う予定でございます。

それぞれの地域で協議体を設立すると。
この考え方に変わりはないという認識でいいですか。

出口嘉一市長

これまで積み重ねられてきた活動がございますので、各地域でやはり魅力がありますので、それをしっかり発信していくということは引き続き重要だと考えております。
団体の協議体の在り方については新しいものを設立するということを、そこに何が何でも固執するのではなくて、既に活動されている団体と協議させていただきながら、どういう形が皆様にとって一番動きやすいのか、そんなこともしっかり考えながら検討を進めていきたいと考えています。

最後のカテゴリーですけれども、災害への備えを怠らないまちです。
こちら、2つまとめて言ってしまいますけれども、1つ目が圧倒的に足りない備蓄、床マットなどを早急に整備。
2つ目が、避難時のトイレ対策、プライバシー対策を強化とありますが、こちらの進捗はいかがでしょうか。

出口嘉一市長

令和8年度予算において、床マットについては予算に上げさせていただいているほか、プライバシーについてはテントを購入するという前提で予算を計上させていただいています。

分かりました。来週から行われます予算審査でしっかりと確認させていただきたいと思います。
さて、ここまで公約の進捗状況について市長のご認識を確認させていただきました。網羅的に行ったことで少し質問が漫然としてしまいましたが、重要なことなのでそれも覚悟で質問をさせていただきました。
実際に市長に就任して自身が掲げていた公約よりも優先順位の高い政策領域が見えてきたなどということも十二分にあり得る話だと思います。
そのあたりは包み隠さず、それこそ市長が掲げる徹底した情報公開の一環として市民や議会に正直に伝えた上で前向きに取り組むという姿勢が重要になってくるのではないでしょうか。
よろしくお願いします。

石﨑遊太

続いて(2)番、副市長の不在の影響と認識に移ります。

市長就任から約8か月が経過しましたが、現在に至るまで副市長のポストが空席となっています。
このことによる市政にとっての損失の大きさは計り知れないものがあります。
副市長は単なる市長の補佐役ではありません。
市長の掲げるビジョンや政策方針を実際の行政実務へと具体化し、各部局に落とし込み、全体最適の視点で調整するという役割を担う存在です。
また、部門横断的な政策調整を担い、市長の意思決定を補佐するとともに、市長不在時には一定の意思決定権限を代行する、言わば行政運営の要に位置するポストです。
その副市長が長期にわたり不在であるということは、単にポストが空いているという問題ではなく、組織統治、政策形成、対外折衝、危機管理などの問題として現状の行政運営全体にどのような影響を与えるのかを検証しなければならない重大な論点であると考えます。
本市における副市長不在がもたらしている負の影響を事実ベースで確認するとともに、その部分に対する市長の認識を確認してまいりたいと思います。

まず初めに、組織統治上の問題点です。
副市長が不在であることでこれまでどおりの人事考課制度が運用できていない。すなわち、副市長による二次、最終評価というチェック機能が欠けているということを耳にしました。
特に部長級の人事評価が現在実施できていないようですが、ここについて事実確認をさせてください。

矢尾板昌克総務部長

部長級の人事評価につきまして、令和7年度につきましては自己評価を行い、この結果を市長に報告する取扱いとしているところでございます。

部長級の考課について、市長にはあくまで報告ということで自己評価がそのまま最終的な考課になるということです。
課長級については一次考課者である部長級の決定が最終的な考課となっている。
そんな理解でよろしいでしょうか。

矢尾板昌克総務部長

そのとおりでございます。

一般的に人事考課の影響がより強くなる部長級、課長級の考課が本来の形で実施できていないこと、これは行政運営として大きな問題であると考えます。
念のため確認ですが、これまで副市長が担っていた評価機能について、他に代替者を置いてはいないのでしょうか、伺います。

矢尾板昌克総務部長

代替者は置いてございません。

それでは、副市長が不在であることによって本来の最終的な評価まで完了していない職員の総数を伺います。

矢尾板昌克総務部長

管理職員52名でございます。

組織の全体最適としても全ての職員が同じ手法で評価されるべきところがそうなってはいないというところは早急に是正しなければならない部分であると思います。
市長はこの部分の現状についてどのような認識を持っているのか、伺います。

出口嘉一市長

管理職の52名の最終評価が完了していないことについては、やはり最終評価というのは勤勉手当に影響がございますので、やはり職員のモチベーションを考えれば当然完了すべきものだというふうに考えております。

問題があるという認識があることを確認しました。
組織統治ということで言うと、市長が行うとした全職員との面談実施という取組があったかと思います。
市長、改めてその目的や意図をご答弁いただけますか。

出口嘉一市長

大きな意図としましては、私が職員の皆さんとお話しすることで、私としては職員それぞれが感じている課題点、そして、その課題に対する改善点、これをやはり伺いたい、これが一番の目的になります。

課題の把握というところで理解をしましたが、実際に面談で得た情報というのを現時点で具体的にどのように活用しているのかをお聞かせください。

出口嘉一市長

一部課題点、もしくは改善点について、これは部長と共有して実務に生かすべきだということがありました部分については、まとめて相談を、今後に改善に向けて協議をしているという状況でございます。

可能であれば、具体的にどのような課題があって、そこに対して動いているのか、その流れを伺えますか。

出口嘉一市長

一例で申し上げますと、大きな課題としてやはり部署間で仕事の業務負担の負担感というのがやはり大きく部署によって異なるということがございますので、こういったところは総務部と協議しながら、負担感のバランスを最適化していきたいというふうに考えています。

では、総務部長に伺いますけれども、この全職員との面談について、実施状況の進捗と、その面談のためにどれくらいの公務時間を費やしたのか、ここですね。対象人数や1人当たりにかける時間についても併せてお聞かせください。

矢尾板昌克総務部長

部長級から主任級までの面談が一部を除いて現在終了しているところでございます。
時間につきましては、約総時間で59時間を要している状況でございます。
対象人数は237人で、管理職は1人当たり20分、その他の職員は15分の割当てで実施しているところでございます。

それでは、残りの面談の対象人数と現時点での進捗率について伺います。

矢尾板昌克総務部長

残りの対象者でございますが、主事及び主事補のほか、派遣者など、これまで実施できなかった計100人でございまして、現時点での進捗率は約70%でございます。

市長、まだ完了していないということなんですけれども、この全職員との面談に向けて動いてみて、現時点でこの取組についてどのように自己評価をされているのか、おっしゃってください。

出口嘉一市長

市役所ということで、当然大きな組織ですけど、やはりトップになったときにそれぞれ現場の抱えている課題感というのを把握するというのは重要な仕事だというふうに理解しています。
その一つ一つに耳を傾けると同時に、単純にそれを当然全て解決するということではなくて、その中でやはり庁内の課題の傾向等々をしっかり分析しながら、総合的にどういう方向に進むべきかと。最も効率のよい改善は何なのかと。
そういったことを考える上で非常に有益な面談になっているというふうに考えています。

分かりました。
自治体のトップとして全職員とコミュニケーションを取ってみたい、そのお気持ちはよく分かります。
市長は民間出身ということで、どれぐらいの規模の会社にお勤めだったのか分かりませんけれども、三浦市役所は、特にこの市内においては最大級の人員を抱えた組織体です。
全員面談を実施することは市長の大切な公務時間だけでなく、職員の面談時間、そして、彼ら、彼女らが面談の準備にかける時間も費やしているという事実は改めて肝に銘じていただきたいと思います。
そして、本当に風通しのいいコミュニケーションのためには、ある意味で強制的に設定した面談という機会ではなく、業務の中で自然に生み出していくべきものであるとも思います。
全職員と面談すること自体がよりよい組織運営のための手段ではなく目的になってはいないか。
そして、それが他の公務を優先してでも完遂すべきことなのか、実施のスケジュールも含めてそこは改めて考えていってほしいと思います。

少し話がそれてしまいましたので話を組織統治に戻します。
副市長が不在ということで、これまで副市長に付与されていた決裁事項はどのように処理されているのかを政策部長に伺います。

齊藤正史政策部長

現在の副市長決裁でございますが、三浦市事務決裁規則第10条第2項の規定によりまして、主管部長がその事務を代決しております。

法令上、副市長不在時の代替意思決定者は誰になるのか、伺います。

齊藤正史政策部長

繰り返しになりますが、三浦市事務決裁規則に基づき、主管部長がその事務を代決することとされております。

分かりました。
副市長の代替を誰か1人で担うという権限移譲ではなくて、それぞれの所轄の部長が決裁権、すなわち代決権を持つということで、本来の組織運営や意思決定プロセスとは状況が大きく異なっていることが分かりました。
しかし、そうはいっても部門横断的な政策調整は不可欠になってくるはずです。
そうした役割は現状誰が担っているのか、伺います。

齊藤正史政策部長

部門横断的な政策調整につきましては、その事案にもよりますが、基本的には理事兼市長室長、総務部長及び私、総務部長を中心に庁内協議を取っているということでございます。

応急処置的に理事、総務部長、政策部長が協議をして何とかやり抜いている、そんな状態なのだと思います。
すなわち、制度として担保された役割ではなく、関係者の協議によって代替している状態だということです。
ですから、実態としては各部局案がそのまま直接市長決裁に入るという構造になっていると、そんな理解でいいのか伺います。

齊藤正史政策部長

事務は原則といたしまして順次直属上司の決定、関係部下の合議を経て決裁責任者の決裁を受けなければならないとされておりまして、市長決裁につきましては主管部長まで決裁をした後に、不在となっている副市長を校閲として市長の決裁を受けております。

既に確認したとおり、副市長の決裁権が各部長に移譲されてしまっているわけですから、実態としては組織体制として各部長が現在の市長室のように市長直轄のような構造になっているということになります。
これは部長級の職員の立場で考えれば、副市長が在籍しているときと比べて業務フローに大きな影響が出ていると考えるのが自然だと思います。
各部門間の事前折衝が過度に増えていないかなど、部長級の決裁プロセスに変化を生じていないのか、伺います。

齊藤正史政策部長

基本的には主管部長が決裁する事案につきましては変化は生じておりません。

行政らしい答弁といいますか、そう答えるしかないのでしょうが、部長の決裁事項そのものが変わらないことは事実だとしても、その次がいきなり市長決裁になる、こういう心理的なプレッシャーはすさまじいものがあると思います。
ましてや市長が政治未経験者であることを踏まえれば、そのプレッシャーはさらに大きなものになるでしょうし、副市長という緩衝調整がない中で次が直ちに市長決裁となる構造はリスク管理上も健全とは言いがたいと思います。
市長は今のこの状況についてどのような認識をお持ちか伺います。

出口嘉一市長

やはり部長の次に副市長に協議や決裁が入り、そこで事務方としてもんでいただいて市長に最終的な決裁を、これがあるべき姿だと思っていますので、引き続き副市長選任に向けて努力していきたいと考えております。

今、副市長不在による庁内の影響を中心に確認してきましたが、副市長にはもう一つ大きな役割があります。
それが外部対応、すなわち対外的な折衝です。個人的な認識ですが、ここについては先ほど確認していた政策形成過程のように誰かの努力でカバーリングできる類いのものではありません。
先ほど確認したとおり、全庁的な副市長の決裁権が集約的に移譲されていない以上、外部の関係者からしてもこれまで副市長と行っていたアポイントやコンタクトをする対象が不在となってしまうことが往々にしてあるからです。
その前提で伺いますが、令和6年度における副市長の対外折衝実績、具体的には来客対応数や出張実績を伺います。

齊藤正史政策部長

令和6年度におきます副市長の来客数は86件となっています。
内訳といたしましては、国や神奈川県、横須賀市などの観光庁関連が32件で約37%、市内外の各種団体や関係企業などが54件で約63%となっております。
出張につきましては31件でございまして、内訳といたしましては、神奈川県や県の出先機関が16件で約52%と半数以上となっております。
そのほかに国や近隣市町村、神奈川県、都市副市長会への出席などがございます。
なお、市長代理としましての出張は6件でございました。
また、各種行事への出席でございますが、24件でございまして、市長代理としての出席は5件となっております。

これだけの来客、出張、代理出席を担っていた副市長の機能が、これまで確認してきた組織形態として恒常的に代替できていると考えにくいでしょう。
明らかに対外調整力も低下していると考えられます。
外部関係者からどれだけ精度の高い情報を素早く取れるかということは、行政運営における生命線の一つとも言えますが、この対外調整力の低下について市長の認識を伺います。

出口嘉一市長

やはり副市長というのは対外的な対応、これは市長と同様に市の代表として担う役割と考えていますので、ここについて副市長がいないことでそういった調整機能が低下しているという現状だと思っています。
ですので、やはり副市長の選任、これに努力していく必要があると考えております。

そこの認識については一致しているということでよかったと思います。

この項目の最後となりますが、副市長不在時の危機管理体制について触れます。
令和7年第3回定例会においても強く指摘させていただきましたが、カムチャツカ半島沖地震の対応については市長のリーダーシップ不足という側面だけではなく、副市長不在による組織としての欠陥も浮き彫りになりました。
この点について、現状どのような見直しが完了しているのか、伺います。

塚越克己防災危機対策室長

カムチャツカ半島地震の教訓を踏まえまして、津波警報発令時の災害対策本部の設置要件の変更や職員のより機動的な対応が可能となるよう、津波警報等マニュアルの策定を進めております。令和8年度にはこの策定内容を反映させた地域防災計画(地震編)の見直しを行い、行政間、地域間の連携がより強固になるような体制の構築と目途としております。

災害対策本部の設置要件については、もともとの基準であっても市長の判断によって設置ができるわけですが、これまでの基準上大津波警報でなければ機械的な発令ができなかったというものが、津波警報時でも発令できるように緩和を検討していると理解をしました。
市長、ここについてはある意味で職員が市長の判断能力に疑義を抱いていると、そう捉えられてもおかしくない動きだと思います。
その部分は肝に銘じて今後の各種マニュアルや計画の見直し検討を進めていっていただければと思います。
関連してお尋ねしますが、権限の代行体制についての明確化は行われたのか。
具体的には、災害対策本部や災害警戒本部の設置についてどのような代行体制が確認されたのか、伺います。

塚越克己防災危機対策室長

市長及び副市長が不在時の代行順位につきましては、三浦市地域防災計画において防災危機対策室長と定められております。
また、災害対策本部の設置に至らない災害対応について定めております小災害マニュアルの見直しを行いまして、副市長が不在の場合の風水害時等における災害警戒本部の発令権者は市長といたしました。
なお、災害警戒本部の組織構造は、市長、防災危機対策室長、関係部長、防災危機対策室の職員及び関係職員で編成されております。

根本的な解決になっているのか分かりませんが、副市長不在の際の災害警戒本部の発令権者については市長が担うということで確認されたとのことです。
いずれにせよ、市長の判断を要する機会が増えることになるわけですから、市長にはより一層高い意識で災害対応のシミュレーションを行っていただきたいと思います。

ここまで副市長不在による影響について事実ベースで確認をしてまいりました。
人事評価機能の不完全な運用、意思決定の分散化、部門横断調整の制度的空白、対外折衝機能の低下リスク、そして、危機管理体制における負荷の集中。
いずれも組織統治の観点から看過できない論点であると考えます。
その前提に立って申し上げます。
副市長が長期間選任されていないという事実、そして、指名がなされていないという現状は、制度上明確に市長の責任に帰するものです。
一部報道では、議会との調整が難航しているとの指摘もありますが、副市長の選任権は市長にあり、指名の主体も市長です。議会が責任を負うとすれば、それは市長から正式な人事案件が提出され、それを議会が否決した場合に限られます。
そして、その際には当然ながら、市長が指名した人事が副市長としての能力、見識、人格を備え、市政運営を担うに足るかどうかを議会は厳しく厳格に審査することになります。
ここまで確認してきたとおり、副市長は単なる補佐役ではなく、市政運営の要です。
組織統治を安定させ、政策形成を円滑にする非常に重要なポストです。
現在の体制が回っているように見えるのだとすれば、それは制度として十分であるという意味ではなくて、幹部職員をはじめとする現場の努力によって補完されている側面があるということです。
制度の空白を努力で埋め続けることは持続可能な投資とは言えません。
市長にはその構造的リスクを直視し、副市長の指名に踏み切れていない現状に強く責任を感じていただきたい。
そして、今定例会中に市政運営を担うにふさわしい能力と人間性を兼ね備えた副市長人事が示されることを強く求めまして、本項目の締めとさせていただきます。

2.総合教育会議の問題点について

それでは、質問のテーマを2番、総合教育会議の問題点について、移ります。
発言通告においてあえて問題点という言葉を用いました。
これは単なる印象論ではなく、制度の趣旨や運営原則に照らして看過できない論点が存在すると判断したためです。

昨日の2月13日に開催された総合教育会議を実際に傍聴しました。その場での議事進行及び市長と教育委員会とのやり取りを踏まえ、私は強い違和感を覚えました。
もしあの会議運営や市長の振る舞いに制度上何ら問題がないとするならば、それは本市における教育行政の在り方そのものを問い直さなければならない、重大な状況であると考えます。
そして、この問題は教育行政の内部にとどまるものではなく、市長の組織運営や意思決定の在り方にも直結する論点であると認識をしています。
本項目では、事実確認を一つ一つ整理しながら市長の認識を確認してまいります。

石﨑遊太

まずは、そもそも論として(1)番、総合教育会議の位置づけに入ります。

教育部長に伺います。
総合教育会議の法的な位置づけについて説明を求めます。

鈴木基史教育部長

総合教育会議は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律、いわゆる地教業法の第1条の4に規定された会議でございます。
地方公共団体の長に設置が義務づけられているものでございます。
会議で議論すべき事項につきましては、大綱の策定または変更、教育の条件整備など、重点的に講ずべき施策、児童・生徒等の生命、身体の保護等緊急の場合に講ずべき措置の3つでございます。
なお、総合教育会議に関する事務と教育大綱の策定等に関する事務は市長の権限に関する事務の補助執行に関する規則第2条第1項の規定により、教育委員会事務局職員が事務を行うものとなっております。

この総合教育会議の招集権者、招集権限は誰にあるのか。
また、それを拒むことができるものであるのかを伺いたいと思います。

鈴木基史教育部長

失礼しました。
地教行法第1条の4第3項に、総合教育会議は地方公共団体の長が招集すると規定されておりますので招集権限は市長にございます。
法律上、招集を拒むことができるか否かは規定されておりませんが、総合教育会議は地方公共団体の長と教育委員会という対等な執行機関同士の協議、調整の場でございますので、日程の調整はあったとしても理由なくこれを拒むことはできないというふうに考えております。

地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の4第4項によれば、教育委員会はその所轄事務に関する事項について協議をおこなう必要があると認めるときは総合教育会議の招集を求めることができるとされています。
すなわち、総合教育会議の招集権者は市長ですが、教育委員会側も招集を求める権利があるということになります。
今回おこなわれた会議は、市長と教育委員会、どちらかの発議によるものなのかを伺います。

鈴木基史教育部長

今回の総合教育会議につきましては、地方公共団体の長の権限に属する事務についての協議を行うために市長が招集したものでございますので、教育委員会の権限に属する事務の協議のために教育委員会から招集を求めたものではございません。

今回の総合教育会議で協議、または調整すべき具体的な事項は何であったのか、伺います。

鈴木基史教育部長

三浦市教育大綱の策定について、及び三浦市学校教育ビジョンと三崎地区小学校再編についてでございます。

今ご答弁いただいた議事内容はどのように選定されたものであるのか、伺います。

鈴木基史教育部長

教育大綱につきましては、現在の大綱の期間が3月末で終了することから新たに策定するための協議のために選定したものでございます。
学校教育ビジョンと三崎地区小学校再編につきましては、市長からの要望により選定したものでございます。

議事の一つであった三崎地区小学校再編について、統廃合検討対象校になっている三崎小学校の現状を伺います。

鈴木基史教育部長

令和7年9月1日時点の児童数は101人でございます。
学級数は6学級でございます。今後令和10年度には複式学級が見込まれ、令和13年度には児童数は50人を割り込み、学級数は4学級となる見込みでございます。
令和7年度には三崎地区の小学校再編に関する意見交換会を4回開催いたしまして、現状に対する不安や統廃合に関する疑問、期待等の意見を頂いたところでございます。

このままの状況では約2年後の4月において複式学級、すなわち2つ以上の学年を1つの教室にまとめて編成する学級が発生するということです。

石﨑遊太

これらの前提を踏まえた上で、(2)番、これまでの合意形成プロセスに入ります。

まず、改めて確認したいのが、今回の開催のタイミングについてです。
市長就任から初めての開催となる2月13日まで7か月以上が経過していたわけで、総合教育会議は、先ほど確認したとおり、市長が明確な意思を示せば開催できる会議であるということが分かります。
にもかかわらず、教育を目玉政策として前面に掲げてきた市長が、首長と教育委員会が公式に協議、調整する最重要の場である総合教育会議をなぜここまで開催しなかったのか。
これは市長としての優先順位の問題なのか、それとも、教育委員会との合意形成そのものを軽視していたのか。
いずれにせよここまで総合教育会議を開催できなかった理由についてお答えください。

出口嘉一市長

市長就任以降、庁内、これは教育部ともそうですけど、教育に関する施策について協議を行ってきました。
その中で、これは議会でも私は当然させていただいていますけど、三崎小学校を今後複式学級が見込まれるということで統廃合を今後検討していかなきゃいけないということが私としてもこれは進めなきゃいけないという認識を持っていますので、その認識を共有することができたと。
そこが少なくとも合意が見込まれるということが、これは私自身の政治活動をしていた時点からの変化ではあるんですけど、そういった合意形成ができるだろうということが分かりましたので、そこが合意形成ができるという状況になりましたので、これは公の場で教育ビジョンの件も含めて総合教育会議で議論しても、少なくとも全てにおいて合意が形成できないような状況には至らないだろうというふうに私自身考えまして総合教育会議を開きましょうというふうに投げかけさせていただいたという、そのような経緯でございます。

質問の仕方が悪かったのかもしれないんですけれども、なぜ総合教育会議をもっと早く開催できなかったというところなんですけども、今の答弁から認識をすると、それまでは合意形成のプロセスに至ることができなかったが、その考え方が改まって三崎小学校の再編というところで一定の合意が得られたのでこの2月13日に開催された。
つまり、そこの2月13日の開催まではそこの合意形成が全然進んでいなかったと、そういう認識でいいですか。

出口嘉一市長

三崎小について、何月の時点でそういう庁内的な合意形成ができたのか。
ちょっとごめんなさい、今記憶ですぐに申し上げられませんが、最初に市長に就任して以来、統廃合の件も断続的に議論させていただく中で、少なくともその部分については一致できるだろうということが見込まれて総合教育会議の開催に至ったということです。
議員のおっしゃっている内容でよろしいかと思います。

分かりました。
いつ合意形成に至ったのかというところが思い出せないということなので、そこについては触れませんけれども、その認識で理解をしました。

過去の一般質問等でも市長と教育委員会の側の認識には明らかな乖離があるということが確認されています。
具体的には、学びの多様化学校や学校教育ビジョンの理解についてです。
そのギャップを埋める、あるいは、教育委員会側の認識を理解しようとするために市長就任から総合教育会議の開催に至る2月13日まで、今一定の合意形成が進んだということでしたけども、市長は教育委員会に対して具体的にどのような行動を取ってきたのか、ここが非常に気になるんですね。
先日の6番議員からの質問に対する答弁では、教育委員会とは複数回議論をしているとのことでした。
具体的に何のテーマについて議論を行ったのか、記憶にある限りで構いませんので全て挙げていただけますか。

出口嘉一市長

正確には教育ビジョンについて教育長と複数回議論させていただいたことがありますし、教育部とも部長をはじめ、議論させていただいています。
また、市長部局でもこれまでの経緯等々を議論しているというような状況でございます。

後で総合教育会議の中身について触れるんですけども、そこでの議論と今合意形成が進んでいるという答弁にすごく乖離が生じているなと思っていて、そこが今、私の頭の中で混乱しているんですけれども、教育長に伺いましょうか。
今の市長の答弁や認識に対して何か思うところがあればお聞かせいただけますか。

及川圭介教育長

出口市長が6月に就任して、私と学校教育ビジョン、そして、探究型の学習モデル校、それと、学びの多様化学校ということについて話をしたことというのは、私の記憶では2回でございます。
学校教育ビジョンについては、公約でお話をされていたようなこととちょっと教育委員会のものは違っているなというふうなこともありましたので、その経緯ですとか、内容ですとか、そういうことの説明をさせていただきました。
そして、探究型の学習のモデル校の設置、そして、それを学びの多様化学校の枠組みを利用してつくるんだというようなことについては、これはやはり探究型の学習ということについてと学びの多様化学校について、認識が違うのではないかというふうな思いがありましたので、探究型の学習についてはこれまで三浦市が学校として取り組んできたこと、今までも海洋教育についてはよく取り上げられながら議会の中でもお話をしてきたかなというふうに思うんですが、そういう取組を既にしてきているということ、そして、学びの多様化学校については、市長も自らお話はしているわけなんですけども、不登校、学校に行きづらい、そういう状況の子供が対象の学校なわけですね。
なぜ教育課程が少し自由なのか、そういう枠組みを利用するというようなことを言っているわけなんですけども、それは学校に行けない状況、不登校の子という、そういう特別な事情、背景を持ったこどもに対してはそういうことも十分に受け入れながら学びを、教育課程を編成できるようにしていきますよということなんですね。
 普通の学級の4年生以上は学習指導要領の中で授業数としては1,015時間というのが標準になっております。それは国語何時間、算数何時間、数学何時間というふうなことの積み上げの中で標準時間が1,015時間というふうになっているわけなんですが、少しきついというんですか、文部科学省からすれば学習指導要領の内容を適切に確実に実施していくためにはそれぐらいの時間が必要ですよということで組まれているわけなんですけれども、その枠を少し緩くして、その子に合った教育課程の編成、それができますよというふうに言っているわけです。
それを利用して探究型の学習のモデル校を設置するというのは別物、あたかもいいところを取ってつくっていくというふうな感じに取れるわけなんですけれども、それは違いますよというふうなお話もさせていただいてきているところです。そういうことを含めて2回市長と話をさせていただきました。
なかなかそのことをご理解いただけないような状況が続いてきていたということであります。
三崎小学校の統廃合については、具体的なこれからの児童数の推移というものを資料でお示しして、少しそのことで考えていただいた部分だとは思うんですけども、統合しますよじゃないですね、そのことを明確に進めていこうというふうなことについては、総合教育会議以前には特別に明確にお話しいただいたことはなかったかなというふうに思っております。

やはり7月議会でもこの乖離というのを私は聞いたような記憶があるんですけれども、そこの状況は変わっていないというところも確認ができました。
今、教育長の答弁で協議を2回したというところでお答えがありました。先日の6番議員の質問の中では複数回協議を行ったというところをおっしゃっていましたけれども、この複数回というのは2回というところでいいんですか。

出口嘉一市長

私自身、ちょっと協議を行った回数を数えていませんが、教育長以外とも、教育部とも、いわゆる部長以下ともお話し合いをさせていただいていますので、それも含めて複数回と申し上げました。

今、そこを事実確認することは差し控えますけれども、いずれにせよ、ちょっと市長の協議の進め方、コミュニケーションに何か問題があるかのように感じました。
先日の6番議員の答弁で、市長は剣崎小学校と南下浦小学校の統廃合プロセスへの理解についてですね、こんな趣旨の答弁をしました。

“当時の議事録などは確認した。
しかし、私が統廃合のときに当事者であるわけではないし、また、三浦市内で在住していた期間についても統廃合の最初の検討からいたわけではないのでつぶさに全て理解しているわけではないと認識している。”

ということなんですが、なぜこんなまるで他人事のような言い方ができるんですか。
あなたは市長として基本的には過去から政策を引き継いで執行していくという行政の継続性を遂行する責務があります。
特に教育行政は政権交代によって生じてはならない領域です。
それはこどもたちの教育環境が政局的な変化の犠牲にならないようにするためです。
だからこそ教育の政治的中立性が求められているんです。
改めて伺いますが、市長は剣崎小学校と南下浦小学校の統廃合プロセスについて、経緯を十分に理解していない、そういうことでいいんですか。

出口嘉一市長

他人事というのは議員の評価であって、他人事というのは主観的に表現されていますので、私は他人事だと考えておりません。ただ、そのときに政策決裁の当事者でなかった。
つぶさに現状を把握しているわけでないというのは事実でございますので、それを申し上げただけでございます。
当時の総合教育会議の議事録等々を拝見しています。当然、その中では親御さんの悩みだとか、そういったことがあったということは承知しております。

他人事ではないということなんですけれども、それでは、この部分について十分に理解をしていないと自覚しているのであれば、今、議事録は確認したという答弁があったんですけれども、実際に目の前にいる教育委員会のメンバーに教えを請うてもいいはずです。
そうした行動は起こされたのか、伺います。

出口嘉一市長

特に剣崎小統廃合のプロセスについて教えを請うということはしていません。

やっぱりそういう答弁を聞くと、他人事じゃないかというふうに感じてしまうところであります。
改めて言わせてもらいますけれども、なぜさまざまな検討や葛藤がある中で誕生した新しい南下浦小学校に対して、なぜそんな無関心でいられるのか、これは本当に分かりません。
この市長の認識を聞いた南下浦小学校の児童、保護者はどう思うでしょうか。私がもし保護者の立場であれば非常に残念な気持ちになると思います。
また、市長は、新しい南下浦小学校について、個別の評価認識を持っているということは特にありませんという答弁もされています。
教育を目玉政策に掲げる市長が、しかもまさに統廃合の是非を議論しようとしている市長が、市内の主要な学校再編の帰結として生まれた学校について評価も課題認識も持とうとしないということは全く整合性が取れません。
市長としての責任を放棄していると言ってもいいでしょう。
この姿勢について訂正を強く求めたいのですが、市長のお考えはいかがでしょうか。

出口嘉一市長

繰り返しになりますけど、無関心かどうかというのは議員がおっしゃられていることで私にそこの関心があるかどうかというのは議員がご理解いただけないんだと思いますので、そこはそのように申し上げさせていただきます。
各小学校についてどのように評価するか、これはそれこそ教育委員会、学校の皆さんがそれぞれご評価はあると思うんですけど、私が個別の学校、それぞれ当然その学校に対する印象ですとか、活動に対して思うところはいろいろ肯定的な意味であるわけなんですけど、それをこの場でこの学校がどうだとか、あの学校がどうだと、そのようなことを言うべきでないですし、総合的に市内各10校がよりよい学びを実現できる、その環境を整えるのが私の仕事なので、個別の学校についてそれぞれ一々評価するというのは違うと考えています。

私は市長がどういうふうな本心を持っているかというところは、やはり具体的な市長の行動で判断するしかないわけです。
その行動を評価したところでの私の個人的な見解を述べましたけれども、市長のご意見は分かりました。
市長は教育を最重要政策として掲げてきたという認識です。
しかし、総合教育会議の開催は8か月間行われず、教育委員会との公式な合意形成プロセスも十分に踏まれていないということを確認しました。
さらに直近で起こった統廃合の経緯については十分理解していないと恥じらいもなく述べ、新しい南下浦小学校については評価認識すら持っていないという状況です。
教育をよくしたいという発信と、実際の行動が全く一致していないように思うんですけれども、本心から教育をよくしたいと思っていないのか、それとも、思いはあるけれどもシンプルに合意形成を進めていく能力が欠如しているのか。
さすがに前者ではないと信じていますけれども、もし後者であるならば、これは教育運営に限らず、あらゆる政策に関する全庁的なマネジメント状況について強い不安を抱かざるを得ないと私は思います。
 その懸念を確認したところで、実際に2月13日に行われた総合教育会議の内容について話をします。

石﨑遊太

(3)番、会議運営の在り方です。

最後の質問項目になります。
大切な部分なのでもう少しお付き合いください。

まず、総合教育会議において、議事を進行する議長は誰になるのか。
念のためにお聞かせいただきたいんですが、教育部長、お願いできますか。

鈴木基史教育部長

運営要領を定めておりまして、その中で会議の議長は市長が行うということになっております。

今回の会議資料ですね、市長が作成したものがこちらに2点あるんですけれども、こんな異例のクレジットが記載されているんですね。
そのまま読み上げます。

“この資料は市長個人の現状認識及び意見に基づき作成されたものです。(市の施策に基づくものではありません)というものです。”

まず、このクレジットを付したであろう市長部局ですね。
政策部長でいいですか。
この記載が行われた経緯と理由についてお聞かせください。

齊藤正史政策部長

会議開催前、具体的には2月10日になりますが、市長から会議の事務局でございます教育委員会宛て資料が提出されました。
この際、教育委員会から市長部局に内容について確認がなされました。
その際、資料の内容についてその時点で市として組織的な検討、協議が十分に行われていないことでございまして、現状の市長の私見として位置づけることが適当であることを意見とするとともに、実際の会議の場でも私見であることを明示すべきものであること、市長主催の会議として多角的な視点での意見交換に資する資料の一つと位置づけることが適当であることをそれぞれ意見させていただきました。
その上で資料中に挿入する記載文言の案を総務部において提示し、市長の了承を受け、市長ご自身の作業によって記載されたものでございます。

経緯は分かりました。
今の答弁内容を繰り返しますが、市としての組織的検討が十分でないため、市長の私見として位置づけることが適当であるとの意見が付され、文言案を総務部が提示し、市長了承の下、記載されたとのことでした。
これは裏を返せば、市として全く整理されていない内容が議題として持ち込まれようとしていた、そういうことになります。総合教育会議は法で定められた公的な会議であり、市長の発言はより一層公的責任を伴うものになります。
個人意見という整理は制度上成立するんでしょうか。
市長は今、そのときの判断をどう評価しているのか、お聞かせいただけますか。

出口嘉一市長

総合教育会議は市長と教育委員会との重要施策、重要方針に関する調整を行うことのほか、教育施策に関する自由な協議、意見交換の場ともされておりまして、私は主催者となるわけですけど、協議、意見交換をさせていただくということは何ら問題はないと考えております。

問題ないという認識だということです。
市長は先日の施政方針の中でも学校給食無償化の部分について、私個人としてはという前書きをつけて述べられていました。施政方針の中でこうした前書きがつくことにも違和感を覚えました。
個人の意見であることを強調したところで市長としての発言であることの責任がなくなるわけではありません。
そして、その言葉を使えば使うほど、庁内調整がうまくいっていないということを強く感じてしまいます。
改めて市長としての責務を自覚していただきたいと思います。

また少し話がそれました。改めて市長に事実確認をしたいと思います。
まず、今回の総合教育会議の開催自体、事務局である教育委員会に打診したのはいつのことなのか、伺います。

出口嘉一市長

まず、最初に12月の、これは令和7年ですけど、12月16日に三浦市教育大綱、及び三崎地区の小学校再編について総合教育会議を行うという話を最初にさせていただきました。
その後、議題の内容について協議をいたしまして、最終的には1月29日に三崎地区の小学校再編について、私から少しお話をさせていただく時間が欲しいということと、これに関連して、やはり学校教育ビジョンとの関わりが出てきますので、学校教育ビジョンについても議題に加えさせてほしいということで、最終的に1月29日に議題が固まりました。
その後、この議題に向けて資料作成をしたというような経緯でございます。

そうすると、確認ですけれども、市長個人としてのプレゼンとしたいという打診をしたのは1月29日という認識でいいですか。

出口嘉一市長

そのとおりです。

その際、そのプレゼン資料は市長ご自身が作成することになっていたということでよろしいでしょうか。

出口嘉一市長

ご理解のとおりです。

それでは、会議の実施日が2月13日ですけれども、実際にその市長の作成された資料というのが初めて教育委員会側に提示されたのはいつのことなのか、お聞かせいただけますか。

出口嘉一市長

先ほど政策部長から答弁がありましたけど、2月10日に私から資料を送付させていただきました。
その後、教育委員会の皆さんがいつ見られたかということも確認しましたけど、これについては2月12日、総合教育会議の前日に教育委員会の皆様には確認いただいたということで経緯を確認しております。

会議の実施日が2月13日なんです。今の市長の答弁では2月10日に初めて資料を提示したということなんですけれども、この10日に提示した資料というところに関しては、この市の施策でないことを明記したクレジットはまだついていなかった、そういう認識でよろしいですか。

出口嘉一市長

ご理解のとおりです。

一旦整理しますけれども、まず、市長より事務局である教育委員会に資料が示されたのが2月10日というところですね。
会議本番の3日前になります。
そして、その後の動きで資料にクレジットをつけないと問題があるという庁内判断が下されたということです。
最後に、市長がそのクレジットの追記を行って完成資料になったということになるかと思います。
特に2月11日ですね。この日は祝日で職員もお休みだったでしょうから、会議の開催期日を考えると、市長部局も相当大変な状況だったと思われます。
それでは、市長に伺いたいんですけど、最終的なクレジットのついた資料というのが教育委員会側に、確定した資料ですね、これが提示されたのはいつなのか、お答えいただけますか。

出口嘉一市長

2月12日、前日だという認識です。

12日、会議の前日ですね。すなわち資料の最終提出、教育委員会側が確定的なプレゼン内容を確認できたのは本当に会議の前日、2月12日であるということです。
一般的な会議として、なおかつ市民が傍聴できる重要な会議の場として一方的に示された市長の発表資料が会議前日になるまで確定していなかった。
この事実は市長としても本会議での議長としても明らかに問題があったと、このスケジュール感のところですね、思うんですけれども、市長、ここの認識はいかがですか。

出口嘉一市長

スケジュールがタイトな中で進んでおりまして、私の資料が結果的に確認を経て前日に教育委員会の皆さんに提示させていただくことになった、このことについては確認に十二分な時間がないということだと思いますので、今後改めていきたいと考えております。

1月29日にご自身の考えでプレゼンをしたいというところを言った中でのこの話なんですよね。
ちょっと見方を変えたいんですけれども、そもそも事務局としてもこの資料提示の締切りを設定していたはずです。
当然会議の事務局で円滑な議事運営をしなきゃいけないわけですから。
2月12日というぎりぎりなタイミングを設定していたはずがないと思うんですけれども、市長、もともと事務局のほうから提示されていた締切りがいつだったのか、それに加えて、締切りが守れていたのかというところを伺えますか。

出口嘉一市長

協議の中では2月9日にデータを送付してほしいという要望がありまして、私、結果的に1日遅れて10日に提出しているというような経緯でございます。

資料の提出の締切りを守るという、社会人としての当たり前の行動すら取れていなかったということです。
こんなずさんな状態で会議当日を迎えることになったわけですが、そもそも資料の準備すらままならなかった状態で、なぜ今回の総合教育会議の場で無理にこの資料を提示する必要があったのか、そこが私には全く分からないんですね。
市長がご自身の教育理念を発信したいのであれば、市政報告会やSNS等の政治活動の場という選択肢もあったはずです。
もちろんそういった場での言動であっても市長としての発言ということで公的な責任が伴うことになるわけなんですけれども、なぜ庁内整理がされていない内容、なおかつ、資料提示が締切りに間に合わないぐらいご自身の中でも固まっていない内容というのをあえて今回の場で提示しようとしたのか、その真意というか、理由をお聞かせいただけますか。

出口嘉一市長

市長就任以来、教育ビジョンに対する考え方が教育委員会と私の間で意見の相違があるということはご承知のところかと思いますけど、この相違がどういうところに起因しているのかということを深くしっかりと丁寧にご説明する必要があると。
そこからでないと建設的な意見交換はできないだろうというふうに考えておりまして、それでまず、議論をスタートするに当たって、私が教育についてどう考えているか、このことを時間を頂いて丁寧にご説明する、そこからスタートしたいと考えまして資料提示とプレゼンをさせていただいた、このような経緯でございます。

先ほど答弁の中で、市長が自由な協議の場というところをおっしゃっていましたけれども、この自由というところをかなり拡大解釈していらっしゃるのかなと思います。
市長としても議長としても、この総合教育会議の立ち位置について理解と自覚が足りないのではないかなというふうに思いました。
もう少し具体的な議長の責務ということでいくと、今回の議事進行についても問題があったと考えます。
事前の案内によれば、今回の会議の予定時間は2時間ということでした。
当時の音声データを資料要求させていただいたので確認しましたが、市長のプレゼンの時間は約34分間。そのプレゼンに基づく学校教育ビジョンの関連協議は37分間でした。
三崎小学校再編についての協議は、開始時間だけで計算すると36分間なんですけれども、結局統廃合の是非についての議論、すなわち市長のプレゼン内容についての議論の時間が大半で、実質的に三崎小学校に関する具体的な議論に割けた時間は本当に限られていたというふうな印象です。
議長として議題の重要度と時間配分をどう設計したのか。結果として本来優先されるべき具体的協議が圧縮されてしまったことについて、議長としての責任としてどう認識していますか。

出口嘉一市長

もともと私の資料については30分間お時間を頂いていまして、4分オーバーしたということですが、大幅な超過ではないというふうに認識しています。
また、三崎小学校の、三崎地区の小学校再編についても、やはりこれは教育ビジョンをどう捉えるかということが非常に重要になっていますので、このことに議論を費やしたということは全く問題のない、必要なことであるというふうに理解しています。

お伝えしたいのは、三崎小学校をどうするかというところについて全然時間が割けなかったというところなんですよね。
市長のお考えでは、それより先に教育ビジョンのところの熟議を深めたいというところで理解をしましたけれども、さきの答弁でもあったんですけれども、このまま行けば三崎小学校は令和10年には複式学級になることが見込まれているんですよね。
教職員の配置を含めた県教育委員会への打診というスケジュールを考えると、今から三崎小学校をどうしていくのかについての議論を始めなければならないと私は考えています。
そもそも市長の発言の整合性がよく分からない部分があります。
市長は総合教育会議におけるプレゼンの中で、こちらの資料ですかね、こちらの資料の中で、複式学級でも学習定着度は落ちないというデータを引用して説明をして、少人数学級の優位性も強調されました。
しかし一方で、先日の答弁でも、今回の私の答弁でも、複式学級が見込まれる段階では統廃合の検討は必要と答弁をしています。
本当にちょっとこれが分からなくなってしまうんですけど、複式学級でも問題ないと考えているのか、それとも、複式学級は回避すべきと考えているのか、市長の立場はどちらなのか、発言がそのときによってころころ変わるので、ここではっきりと意思表示をしてほしいのですが、お聞かせいただけますか。

出口嘉一市長

発言がころころ変わっているのではなくて、そういう複式学級とか小規模学校において、そういった学習の研究結果が出ていますと。
ですので、一義的に小規模校が劣っているということではないですというデータを示したというスライドでございます。
そして、これまでも何度もお話ししていますように、学校の統廃合については複式学級が見込まれる段階で検討しなければいけないということは一貫して申し上げていますし、先日の総合教育会議でもそのように申し上げました。

それでは、この小規模、複式は質が落ちるということはないと。
この資料を明示することで市長は市民の方に何を伝えたかったんですか、伺えますか。

出口嘉一市長

今、市内で、クラス人数で見ても十数人というクラスがありますけど、そういった小規模なクラスでもクラスにおいて学習の質が落ちるということはないということを申し上げたかったということです。

小規模学級では質が落ちないというところを言いたかった。
でも、複式学級は避けたいと、そういう認識でいいですか。

出口嘉一市長

ご理解のとおりです。

やっぱりちょっと意図が、ごめんなさい、今の私の頭では理解ができないんですけれども、分かりました。
プレゼンの内容以外も、会議での振る舞い、ここに大きな問題があったと私は感じています。
市長は教育ビジョンの書きぶりに対して、時に「貧弱である」という強い評価的表現を用いながら修正を繰り返し求めていました。
あの場は修正要求の場ではなくて、法令の根拠としても協議の場であったはずです。
教育行政の政治的中立性を踏まえ、首長としての発言の在り方に問題はなかったと考えているのか、認識を伺います。

出口嘉一市長

あの総合教育会議において、教育長の発言と教育ビジョンの内容が整合していないというふうに私は理解していましたので、そのことを説明させていただいた、そのように理解しております。

あの振る舞いというか、言動に対して問題はなかったというふうな認識でよろしいですか。

出口嘉一市長

問題はなかったと思いますし、やはり議論が、真剣に議論するということは必要だと思っていますし、そのような何か高圧的な形になっていたとは認識していません。

市長の認識ではそういうことだということです。
またプレゼン資料の中では、若年層の流入、定着には魅力的な教育環境が必須との記載があります。
私としてもこの文言自体を否定したいわけではないんですけれども、若年層の流入、定着というのは結果的に後から付随してくるものであって、本来教育は今在籍しているこどもたちの最善の利益を最上位概念に置くべき政策領域だと私は考えています。
ここについては会議において、他の教育委員からも同様の危惧が示されていたかと思います。
人口政策やブランド戦略の手段として教育を位置づけること、ここについて教育の本質を見誤らせる危険性もあると考えていますけれども、この部分について市長の見解をお聞かせください。

出口嘉一市長

その部分は議員おっしゃるとおりだと思います。
やはり今いる児童に対してよい教育を提供する。
このことがやはり一義的に重要であって、その結果、教育が魅力的になって、例えば他市からも来ていただくということが起こるということが望ましいと思いますが、繰り返しになりますけど、今三浦で育っているこどもたちに質の高い教育を与える。このことが目標であると考えています。

そこについては認識は一致しているというところで少し安心はしました。
ただ、この資料を見ると、やはり教育というところをまちづくりの手段として捉えていると思われかねない部分がありますので、そこについてはこれから政策提言をする上でも、何か発信をする上でも十分にお気をつけいただきたいなというふうに思います。

これまで市長の認識を確認してまいりましたけれども、今回の会議を通じて、そして、今までの市長の答弁を聞いて、教育長、あの場にいらした教育長が率直に感じていることを伺いたいと思います。お願いします。

及川圭介教育長

先日の総合教育会議につきましては、委員が意見をしたことに対して、それを否定するような意見を議長がすぐかぶせてくるというような、そのような進行の場面があったかなというふうに思っています。
そういう議事進行に対して私は戸惑いを感じましたし、驚きも感じました。また、併せて怖さというんですか、そういうものも感じたということが率直な感想であります。

怖さという言葉が出たんですけれども、その意図というか、どういったことに対して怖さを感じたのか、お答えいただけますか。

及川圭介教育長

まず、自由に意見を交わせるような雰囲気ではなかったということです。
それと、私はやはり威圧的というんですか、高圧的な物言いであったなというふうな感じも受けました。
それと、教育委員会としては守らなければいけないことがある、守り抜かなければいけないことがあるというふうに思っています。
それは、私があえて言うまでもないかもしれませんけれども、教育の政治的な中立性を保つということ、そして、継続的、安定的な教育行政を推進するということ、そして、地域の実情に応じた教育を実施していかなければいけないということ、そのようなことが損なわれてしまうんじゃないか、そういう不安、危惧ということであります。

市長の先ほどの答弁では、そういった言動について問題ないという認識でしたけれども、やはり受け手である教育委員会側に怖さという感情まで抱かせている時点で明らかに問題があった会議だと私は思います。
市長、今の答弁を聞いて、これまでのご自身の言動について反省するお気持ちというのはあるんでしょうか。

出口嘉一市長

私はそのような意図で発言したわけではございませんけど、やはり受け手の方がそのように感じたのであれば、反省すべきところがあると思います。

分かりました。
反省するというところだけでなくて、改めて教育委員会との協議と対話というものを本気で今すぐ行って、行動でその気持ちを示していただきたいと思います。

本日の一般質問では、市長公約の進捗状況、副市長不在による統治構造の問題、そして、教育総合会議における運営の在り方について確認をしてまいりました。
冒頭では個別の政策についても取り上げましたが、私が問題提起したかったのは、行政運営の構造、そして、それをつくり上げている市長の認識の甘さです。
総合教育会議においては教育行政の制度趣旨や協議の在り方に対する理解の不足が露呈しました。
教育をまちづくりの手段としているわけではないというところの答弁があって、そこは少し安心はしたんですけれども、教育行政の独立性や対等性をどのように担保するかという視点が十分ではなかったというふうに感じました。
しかもこれは教育分野だけの問題ではないと思います。
副市長不在を長期化させることにより、全庁的なマネジメント上の課題も浮き彫りになりました。
市長が就任後、どのように職員と信頼関係を築き、制度を理解し、組織を動かしていくのかを注視してきました。
しかし、8か月が経過した現在でも、職員や議会との間に十分な信頼と円滑なコミュニケーションが構築されているとは言いがたい場面というのが散見されています。制度的な整理や責任よりも個人の考えが先行し、組織としての意思決定プロセスが軽視される傾向も見受けられます。
市長という職は理想を語る立場であると同時に、組織を統治する責任者です。政策の方向性だけではなく、それを実現するための制度理解、調整能力、危機対応力、そして、組織との信頼関係を築く資質が求められます。
本日の議論を通じて、就任から8か月たった現時点においても、私は市長のリーダーシップと統治能力が欠如していると感じました。

市政は試行錯誤を重ねる余裕のある場ではありません。
市長の一つ一つの判断が市民の生活を直結していきます。

石﨑遊太

その重みを改めて自覚し、今すぐ行動することを強く求め、私の一般質問を終わります。

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