おはようございます。
石﨑です。
SNSではお伝えしておりましたが、昨日の本会議では、私の一般質問の時間がありました。
『一般質問』
耳にしたことがある方は多いと思いますが、一体何なんでしょうか。
実はこの一般質問、地方自治法上には規定が一切ありません。
各自治体の会議規則において、議長の許可のもと、当該自治体の“一般事務”について質問できるというのが唯一の根拠になります。
当然ながら三浦市議会会議規則にも記載があります。
三浦市議会会議規則(第62条)
議員は、市の一般事務について、議長の許可を得て質問することができる。
2 質問者は、議長の定めた期間内に、議長にその要旨を文書で通告しなければならない。
“一般事務”の範囲について考察しようとすると少し小難しくなってしまうので、ここでは割愛します。
要は行政全般について首長の考えや方策などを幅広く質問できるのが一般質問であり、我々地方議員に与えられているある種の権利になります。
自治体ごとに規則や慣例に若干の違いがありますが、三浦市では年4回の定例会全てにおいて、議長を除くすべての議員に一般質問のチャンスがあります。
議員の数が多い自治体の場合、全員が一般質問を行なってしまうととても会期内に収まらなくなってしまうため、一部の議員が定例会ごとに交代で行うことが多いようです。
三浦市議会においては私のような新人議員にも一般質問の機会が与えられていて、とてもありがたいことだと思います。
一方で、全国的な話ではありますが一般質問の運用や在り方について、さまざまな批判があることも事実です。
この部分については私も色々と思うところがありますので、別の機会に触れることにします。
前置きが長くなりましたが、今回お伝えしたかったのは、私がどんな内容の一般質問を行なったのかということです。
内容の概要については、事前に議長に提出した下記の発言通告書の通りです。
※他の議員さんも含めた一般質問の項目についてはコチラよりご確認ください。
それぞれの課題認識については、下記のようになります。
(心の声っぽくするために、あえて口語風に)
1 子育て支援政策について
(1)妊婦さんへの支援
→妊婦さんへの施策、もっとブラッシュアップできるのでは?
(2)産後ケアと乳幼児への支援
→素晴らしい取り組みもある一方、保育サービス含め至急検討すべき施策があるのでは?
(3)SNS活用
→もっと多くの人に知ってもらわないと!情報発信だけではなく双方向のコミュニケーションも大事!
2 児童の通学支援について
(1)統廃合が確定した場合のバス通学支援
→児童や保護者さんに納得感を持ってもらうための施策検討が不足しているのでは?
(2)バス停および通学路の整備
→県との協働はどうなっているの?市単体でも取り組めることあるのでは?
(3)集団登校に対する見解
→なぜ集団登校が自由化になったの?自由化に伴う児童と保護者へのフォローは十分にできているの?
(4)スクールガードの体制
→担ってくださっている方に感謝する一方で、持続可能性についてちゃんと考えられているの?
3 障がい福祉について
(1)当事者(本人)目線の障がい福祉
→ちゃんと神奈川県条例の重要性わかってる?障がい当事者を巻き込んで施策検討できているの?
この前提をもとに、質問を行いました。
詳細についてはyoutubeで公開されている動画、もしくは後日公開される議事録や、議会だよりをご覧ください。
YouTubeの該当動画についてはコチラ
(私のパートは27:42ごろ~になります)
個人的に一般質問の内容を含めたみうラボReportも追って発行するつもりです。
個人としての反省点は色々あるのですが、行政サイドのヒアリングや答弁はとても丁寧に行っていただけた印象です。
あらためて、市の職員の方々には謝意を表します。
私は一般質問という場において、パフォーマンスと揶揄されても仕方のないような露骨な行政批判をするつもりも、行政の揚げ足取りをするつもりも毛頭ありません。
ただ、市民の皆さんから代表者として選んでいただいた立場として、改善すべきと思うところは建設的に訴えたいですし、アイディアがあれば代替案を提示したいのです。
あらためて、市議として、いかに普段から市民の方の声を聞き、知識を吸収し、現場を見ているかが問われる機会だと思いました。
今日以降も他の議員さんの一般質問をはじめ、委員会での審議や採決など重要な事項が残っておりますので、気を緩めることなく、全力で臨んでまいります。
6月議会全体の振り返りにつきましても、閉会しましたらこちらでまとめようと思いますので、よろしくお願いします。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
石﨑遊太