議員生活2年目を迎えて

こんばんは。
石﨑遊太です。

1年前の今日、当選証書をいただき晴れて三浦市議会議員となりました。

なんだかもっと昔のことに思えてしまうのはなぜでしょうか…

2年目だからといって会社のように後輩(新入社員)が入ってくるわけではありませんが、「初めての~だから…」という言い訳は通用しなくなってきます。

私を信じて票を投じてくださった1,960人の方への感謝を忘れず、そして私の存在を知らなかった方へのアプローチにも力を入れながら、よりよい三浦のために働いてまいります。

※市議会議員選挙直後のタウンニュース記事はコチラ

議会としての1年間の動きはだいたい掴めましたので、より積極的な姿勢で議員の役割を果たすことを誓います。

1年間の振り返りをつらつらと書き連ねようとも思ったのですが、そもそも毎週振り返りを行っているわけですから、少し趣向を変えて、この1年間でよくお聞きいただいたことを中心に一問一答形式でまとめてみたいと思います。

議員生活は忙しい?

忙しさの尺度は人それぞれだと思いますが、会社員時代と比較すると、忙しいとは言えないのが正直なところです。

議会は基本的に年4回の定例会をベースに開かれますが、もちろん会期中は忙しいです。

ただ、そうはいっても基本的に開催は10時からであり、予算決算であっても17時前には終わります。

拘束時間としてはサラリーマンや公務員より圧倒的に短いのは間違いないでしょう。

だからこそ、兼職をしながら働く議員も多いのです。(これは三浦に限った話ではありません)

この拘束時間の少なさは、バリバリ働いていた元サラリーマンの身としては、非常にもどかしく感じる部分でした。

議会外での活動について何をするかは、議員一人ひとりに委ねられているわけです。

今のところ専業で議員をやらせていただいている私は、シェアオフィスTIMEの実施や自主的な意見交換・勉強の場の設定などを意識的に行ってきたつもりです。

その中で思うのが、サラリーマン時代の忙しさとは少し質が異なるということ。

拘束時間が少ない分、自分でやるべきことや課題を設定して日々動かなければなりません。

いつ誰から電話がかかってくるかわかりませんし、アフター5というようなオンとオフの境目もほとんどなくなりました。

娘が起きる7時前、そして娘が寝た20時以降にデスクに向かうことが多くなりました。

今では逆にオフの時間や日にちを意識的にスケジューリングしなければ、漫然と仕事をしてしまう状況です。
(妻と娘に申し訳なくて改善中…)

議員報酬は条例で定められていますから、はっきり言ってしまえば頑張っても頑張らなくても、いただける金額は変わりません。

でも、そんなことはどうでもよくて、毎日やりがいをもって働かせていただいています。

『税金で食ってるんだからもっと働け!』

というような厳しいご意見をいただくこともあります。

そう思われてしまうのは、ひとえに私の活動不足によるものです。

家族との時間は大切にしながらも、もっと市民の皆様に納得感を持っていただける議員としての働き方を模索してまいります。

議会内でいじめられたりしていない?

嘘偽りなく申し上げますが、一切ありません!

政党や会派に関わらず、皆さん優しく色々と教えてくださいます。

1年目の私があれこれ新しいことを提言しても、受け入れてくださる雰囲気があります。

私も正直、当初は色々と覚悟して議会に入りましたが、良い意味で裏切られた気持ちです(笑)

もちろんスタンスや考え方の違いはありますから意見が分かれることもありますが、議論が終わったらノーサイドといった感じでしょうか。

本当におこがましいことを承知で申し上げると、

“議員個人としてだけではなく、議会全体で成長するにはどうすればいいのか”

といった意識を持つようになったのは、当選前には絶対に考えられないことでした。

こう思えるようになったこと自体が、先輩議員と議会事務局の職員の優しさの賜物だと思っています。

これまでの議会としての伝統や考え方を大切にしながらも、どんどん提言させていただきます。

これから議会として変えていきたいところは?

個人的に考えていきたいところも含めてですが、下記の通りです。

  • 貸与タブレットのさらなる活用促進
  • 議会のネット配信についての諸々改善
  • 政務活動費の創出
  • 議会HPのコンテンツ強化
  • 議会基本条例の定期的な効果検証

予算がかかわる話もありますので、私の一存で変えられるものでないのがほとんどですが、少なくとも問題意識を持っている部分を挙げてみました。

これからも市民の皆さんとの対話や先進自治体の事例研究などを繰り返し、模索していきたいと思います。

会派は組まないの?

会派を組まないとできないこともありますが、ひとりだからこそできることもあります。

いろいろな選択肢がありますが、個人としての政治信念に加え、私の選択が

『市民にとってプラスになるかどうか』

『二元代表制としての議会のプレゼンス向上につながるかどうか』

という二つの判断基準は絶対に曲げず、考えていきたいと思います。

とりとめのない内容になってしまいましたが、今後とも何卒、よろしくお願い申し上げます。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

石﨑遊太

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