駅立ちに対する思い

2023年4月の市議会議員選挙以来、週に1回ではありますが、三浦海岸駅に立ってご挨拶をさせていただいております。

駅に立った回数は、通算100回を超えました。(2025年7月1日時点)

駅立ちの考え方についてはSNSや振り返りブログで何回もお伝えしてきましたが、よく考えるとちゃんとまとめて発信できていなかったので、この機会にきちんと整理してみようと思います。

だいたいこのポジションにおります

(「本人」というたすきの意味をよく聞かれるのですが、選挙期間以外に名前が書かれたたすきを身に着けることは、公職選挙法で禁止されているのです…)

いしざきの駅立ちについての基本ルール
  • 原則として毎週水曜日、朝7:00~8:00の実施
  • 雨天時は別日に延期(中止の場合も)
  • 可能な限りお一人おひとりに気持ちを込めてご挨拶する
  • チラシはお声がけいただくまでお渡ししない
  • ボランティアさんには頼らず、ひとりで立ち続ける

駅立ちを行う政治家はたくさんおりますが、わたしにとっての駅立ちの一番重要な目的は、

石﨑という政治家へのアクセスの確保

というものです。

「誰よりも身近な政治家になる」をモットーに活動する中で、シェアオフィスTIMEや個別アポイントの対応など、できるかぎり市民の方との対話の機会を確保するように努めています。

しかし、いざ政治家と連絡を取り合って腰を据えて話すというのは、なかなかのハードルの高さだと思います。

その分、駅立ち中であればもう少し気軽に立ち寄っていただくことが可能ですし、曜日と時間を固定することで、SNS等を見れない方にも来ていただけます。

また上記ルールにもありますが、基本的に「こちらからチラシ(みうラボReport)を配らない」というのも地味にこだわっているポイントです。

想像してみてください。

必死にチラシを配っている政治家に話しかけるのは、より勇気が必要になる気がしませんか。

話しかけることで「チラシを配る時間を奪ってしまう…」という罪悪感が生まれてしまうかもしれません。

私も満員電車に揺られるサラリーマンだったのでよくわかるのですが、色々と仕事のことを考えている朝の通勤時間、政治のビラなんて読みたくないという方もいらっしゃると思います。
(でも小心者な私としては、差し出されたチラシを受け取らないという行為にすらストレスを感じてしまいます…)

「あーあいつ暇そうに立ってんなぁ。話しかけてやるか。」

そんな風に思っていただけた方が、アクセスの確保という意味では適していると考えます。

※どうしてもみうラボReportを配りたいときは、ルーティーンとしての駅立ちでない形でやります。

たすきをかけて駅に立ち始める瞬間、私が当選させていただいたあの選挙期間中のことを毎回必ず思い出します。

たくさんの方の期待を背負って、市議会議員をやらせていただいている。

そんな初心をコンスタントに思い出させてくれることは、副次的なものではありますが本当に大切な駅立ちの意義です。

好きでやっているので駅立ち自体を辛いと思ったことはありませんが、挨拶を無視されても、時に厳しい言葉を投げかけられても、ひとり笑顔を絶やさずに頭を下げ続けることは、想像以上に孤独感が募るのも事実です。

でも、私は立ち続けます。

選挙のときだけ駅に立って「お願いします」と連呼するような政治家には、絶対になりたくないのです。

自分の政治活動に少しでも後ろめたさがあれば、この行為は継続できないと断言できます。

色んな意味や解釈があるかと思いますが、私の駅立ちについての考え方を少しでも知っていただけたら嬉しく思います。

挨拶を返してほしいなんて、そんな図々しいことを言うつもりはありませんが、ちょっとでもリアクションしていただくだけで、心の中では泣いて喜んでおります。
(いつもリアクションをくださる方、本当にありがとうございます)

それでは今日も笑顔で元気よく、

「おはようございます!お気をつけて!」

石﨑遊太