こんにちは。
石﨑遊太です。
広島県安芸高田市の石丸市長が今年7月に行われる同市の市長選への不出馬を表明し、話題になっていますね。
色々と思うところはありますが、一番気がかりなのが『安芸高田市の市民の方々が今回の表明についてどう感じているのか』ということです。
他の市町村の首長や知事、国会議員としてもなんらかの結果を出せる“能力”を持った方であることは間違いないでしょうが、この部分としっかり向き合えているのか否かに、彼の政治家としての“優しさと気概”の濃薄が見て取れると思うのです。
石丸市長についての私の見解は過去の記事(地域政党サミットin湯河原)でも触れておりますのでもしよろしければ…
いずれにせよ、地方自治や地方議会の在り方が注目されるのは非常にありがたいことですね。
さて、いつも通りのルーティンである1週間の振り返りです。
月曜日
GW最終日ということで、少し仕事から離れて家族でゆっくりと過ごさせてもらいました。
お昼には妻からのリクエストで急遽“家二郎”を作りました。
火曜日
休み気分を引きずることなく、仕事モード!
午前中は家で在宅ワーク(主に記事執筆)に勤しみました。
お昼前に家を出て、都内へ。
久々に新橋で下車しました。
毎日仕事のことで頭がいっぱいになりながらこの駅を降りていたあの頃が懐かしいのですが、よく考えてみるとまだ2年ほど前の話なんですよね。
せっかくなので前職時代に出勤していた会社を通って虎ノ門へ。
中に入って挨拶したいところだったのですが、時間が無いのでまたの機会に…
この日の目的地はここ、衆議院第二議員会館です!
国会でちょうど審議入りしたばかりの地方自治法改正について勉強したく、『徹底検証!これでいいのか地方自治法「改正案」』というシンポジウムに個人として参加してまいりました。
※改正案の概要についてはコチラ(総務省HP)
この法案のいわゆる緊急条項の部分が大きな問題となっています。
発動要件が非常にあいまいであり、手続きが閣議決定のみで済んでしまうことに法律としての大きな欠陥があることは認識していたのですが、シンポジウムに参加することでその論旨がより明確になったような気がします。
特に立法事実の欠如、すなわち今回の改正内容に正当性を与えるような事実が見当たらないことは、その通りだと思いました。
コロナ対応について、国が初めから全権をもって取り組んでいれば全てうまくいったのかについては甚だ疑問です。
もっと言えば自分たちの裏金問題について抜本的な解決策さえ提示できない政権が、こんな改正案を出してくること自体が笑止千万。
余計なお世話だということです。
ただし、それぞれの専門家からの指摘には、一議員として胸を刺されるようなものもたくさんありました。
この改正案の背景にあるのは現政権の異質さだけではなくて、国からの指示を“待ってしまっている”多くの自治体行政や議会の体質的な問題なのだと思います。
ここは私も他人事ではいられませんから、何ができるのか、しっかりと見定めてまいります。
それにしても、往復で約4時間の道のりは少し長く感じました…
水曜日
駅立ちからスタート。
わざわざこのタイミングを狙って来たくださった初対面の方もいらして、とても嬉しかったです。
選挙期間外の駅立ちをルーティン化して約1年が経ちますが、まだまだ新しい出会いがあることを痛感しました。
一旦帰宅して着替えて、自転車で登庁。
職員へのヒアリングや調べものをするためです。
お昼に退庁して、今度は横浜へ向かいます。
関東若手議員の会の神奈川エリア研修として、横浜市消防局を視察させていただきました。
予算規模があまりにも違いすぎて三浦市単体では実現不可能な部分も当然ありましたが、人員不足へのアプローチなど、共通の課題認識の中で参考になるソリューションもたくさんありました。
同じ世代の仲間がそれぞれの地方議会で闘っているという事実は、特に無所属の自分にとっては本当に励まされる部分です。
これからも切磋琢磨していけたらと思います。
今回の研修をコーディネートしてくださった横浜市議の関さん、視察を受け入れてくださった横浜市消防局の皆様、そして事務局の皆様、本当にありがとうございました!
木曜日
終日シェアオフィスTIMEを実施。
どなたもお見えにならない時間帯には、ひたすら執筆作業をしていました。
そしてなんと、神奈川県議会議員の永井まさとさんが足を運んでくださいました。
永井さんとは横須賀市議時代の時から何度かお会いしたのですが、じっくり腰を据えてお話しするのは今回が初めてのこと。
無所属を貫きながら、市民・県民の声を大切にする姿勢にあらためて脱帽しました。
あるべき政治の姿を単なる理想主義ではなく、リアリズムに落とし込んでおられてとても勉強になりました。
個人的な感覚として市町村としてのアイデンティティや文化は大切であると思いながらも、お互いがいがみ合うのではなく尊重・協力し合ってより豊かな暮らしや産業を作っていくべきだと考えています。
おこがましいのですがこれからも情報交換・意見交換・政策検討を重ねさせていただき、三浦と横須賀がそれぞれより良い地域になっていけることを願うばかりです。
永井さん、本当にありがとうございました!
金曜日
終日プライベートの時間とさせていただきました。
土曜日
この日も家族でゆっくり過ごさせていただきました。
連休になりますがリフレッシュして翌日からしっかり仕事に励みますので、どうかご容赦ください。
とにかく娘とたくさんお散歩した1日でした。
日曜日
終日シェアオフィスTIMEの日。
隙間時間にこの記事を書いています。
今日は母の日。
あらたまって感謝を伝えるのは少し恥ずかしいのですが、とりあえず朝一で母が喜びそうなウィスキーを届けてきました。
市議になって福祉に携わるほど、長年地域の障がい者福祉を支えてきた母の偉大さに気付かされます。
お互いの立場上、職務としては意識的に距離を置いているのですが、これからも間接的に学ばなければならないことがたくさんあると思っています。
妻には、娘に代わって花束を。
先日、京急沿線で起きた母子の事故に胸を痛めた方も多いことでしょう。
3歳の女の子は最期、何を思いながら亡くなっていったのか。
お母さんは、どんな苦労の末に決断を下したのか。
そのことに思いを馳せると、涙が止まりません。
政治家として歩んでまだたったの1年足らずですが、理想と現実のギャップに葛藤心を抱き、自分の無力感に押しつぶされそうになることも少なくありません。
何が正解なのかがわからない世界ですが、できることはとにかく市民の方の声を聴くこと、勉強を怠らないこと、そして考え続けること。
頑張ります。
今週のシェアオフィスTIME
今週のシェアオフィスTIMEは、下記の通りです。
そろそろ6月議会に向けた準備で登庁する頻度が増えてきております。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
石﨑遊太