1週間を振り返って~その158~

こんばんは。
石﨑遊太です。

新聞を読まれている方はご存じかもしれませんが、最近、横浜市・川崎市・相模原市という3つの政令指定都市を中心に、「特別市構想」という話題を耳にする機会が増えてきました。

これは簡単に言えば、これらの大都市が、県からより独立した形で、権限や財源を強化しようとする制度構想です。

政令市側の主張や問題意識は、まったく理解できないわけではありません。

人口規模も行政課題も大きい中で、今の都道府県制や指定都市制度が本当に時代に合っているのか。
この議論は、当然あってよいと思います。

本当の意味での地方自治・地方分権を進めるためには、「国と地方」という対立構造だけではなく、都道府県と市町村の役割分担、さらには広域行政のあり方についても考えていく必要があると考えています。

一方で、つまるところ、今回の特別市構想が三浦市にとってどうなのか。
この視点は絶対に外せません。

三浦市のような自治体にとって、神奈川県の広域的な役割はとても大きいものです。
医療、防災、福祉、広域交通など、市だけでは完結できない部分は枚挙に暇がありません。

1つ代表例を挙げてみると、神奈川県の精神科救急システムがあります。

私自身、ケースワーカーとして働いてきた実務経験からも、県全体で支えているこの仕組みの意義を強く実感しています。

このシステムとは、夜間や休日に精神疾患の急な悪化などがあった際、相談や医療機関への入院調整を含めて、神奈川県と横浜市・川崎市・相模原市の4県市が協調して、支えて合う仕組みです。

広域で医療資源を調整するからこそ、24時間365日の対応体制を成り立たせることができます。

精神科医療の資源は、どの地域にも均等にあるわけではありません。だからこそ、市町村単独ではなく、県全体で支える仕組みが重要になります。

もし特別市構想が実現した場合、現在のような4県市協調・全県1圏域の仕組みをどう維持するのか。
あるいは、特別市となる各市が、後方移送を含めた精神科救急医療体制を、それぞれの責任において本当に安定的に確保できるのか。

そう考えると、この問題は「3政令市 vsその他の市町村」という単純な構図ではないと思っています。

私の現時点での考えとしては、特別市構想には慎重、基本的には反対です。

ただし、議論そのものを否定するつもりはありません。
むしろ、都道府県制や大都市制度のあり方について、自由で本質的な議論はあってよいと思っています。

大事なのは、どの自治体にとって得か損かという単純な話ではなく、県域全体で住民生活をどう守っていくのか。
その視点を忘れずに、冷静に考えていきたいテーマです。

だいぶ柔らかく書いたつもりなのですが、少し頭でっかちな前段になってしまいました。

今週の振り返りに入ります。

目次(クリックで飛べます)

月曜日

午前中に登庁。

職員との打ち合わせやオンライン会議で夕方まで仕事に励みました。

火曜日

朝一で登庁。

市民の方から受けたお困り事について、職員と意見交換をしながら戦略を練ります。

公害の問題については、県の規制の基準と実際の困り感にギャップがあり、対応が非常に難しいです。

でも、こういうところに議員の存在価値があると思っています。

ちなみに、市民のお困り事対応について、“議員が要請したから市が動く”という状況は基本的におかしな話だと思っています。
(市が気付けていなかった事案であれば全く問題なし)

“市民として市に要望したのに動いてくれなかったのに、議員が働きかけたら職員が動いた”という状況、行政のガバナンスとして不適切だと思いませんか。

あたかも自分が働きかけたから動いた、というアピールをする議員も全国的にいるわけですが、私の感覚としては違和感しかありません。

基本的に行政が動かない(動けない)ことには必ず何か理由があるはずなので、そこをヒアリングした上で追加の調査や調整に動くことを心掛けています。

議場や委員会の発言で職員の対応に苦言を呈することも少なくありませんが、基本的に三浦市の職員は少ない人員で本当によく働いてくださっていますよ。

でも馴れ合いではなくて、お互いリスペクトを持ちながら是々非々で議論していきたいものです。

水曜日

駅立ちからスタート。

話しかけていただいた時間が大半だったと思います。

さまざまなご意見を頂戴しました。

帰宅して娘を幼稚園のバスまで送り届けて、午前中は市民の方から受けた相談対応として、登記簿を取得しに行ったり調べ物をしたり…

14時半ごろに登庁。

夜まで内勤作業や打ち合わせをした後、そのままうらりの三浦市民ホールに向かいました。

オーストラリア・ウォーナンブール市との姉妹都市締結30周年を祝うレセプションに参加するためです。

Ben Blain市長のごあいさつ

Ben Blain市長はなんと36歳という若さ!

私の1個上ということで、親近感と同時に能力・手腕の高さに畏敬の念を覚えました。

30周年を祝う飾り旗が、土田国際交流協会会長より贈呈されました
(左から)Andrew Mason CEO、Ben Blain市長、Jon Watson氏、Liz Price氏、Katy McMahon氏

ウォーナンブール市(というよりオーストラリア)の地方自治制度は、住民の直接選挙で選ばれた議員の中から市長が選ばれるという、日本のものとは異なるシステムを取っています。

日本の副市長(実務のプロフェッショナル&選挙で選ばれたわけではない)というポジションに当たるのがCEOということになるでしょうか。

特にCEOのAndrew Mason氏とは、お互いの行政課題から趣味、家族の話まで、長い時間コミュニケーションをとらせていただきました。

飲食店の経営者であるJon Watson氏とも食文化やワインの話で盛り上がりました。

英語でちゃんと会話をするのはかなり久しぶりでしたが、偶然にも先週の台湾旅行で少し慣らしができていたのかもしれません。

一応TOEICは大学時代に800点ほど取っているものの、スピーキングはまだまだ改善の余地ありなので、もう少し勉強できたらなと思っています。

ウォーナンブール市との繋がりは、三浦市にとって本当にかけがえのないものです。

政治家や一部の交換留学生だけが繋がっているという関係だけではなく、もっともっと市民全体で交流ができるといいですね。

貴重な機会にお招きいただき、本当にありがとうございました。

木曜日

午前中は育児モードで娘を送ったり息子とこちょさんの遊び場で遊んだり…

夕方ごろまで家族の時間とさせていただきました。

夕方から仕事モードで、夜も市民の方との意見交換の場に呼んでいただきました。

金曜日

前日にお聞きした市道の問題箇所を朝一で確認した後、医療機関実習(11日目)へ。

入校している専門学校の方が巡回で来てくださり、面談の中でこれまでの記録を見てお褒めいただいたのが嬉しかったです。

土曜日

医療機関実習最終日。

本当に濃密な12日間でした。

未経験の状態でケースワーカーの世界に飛び込んで1年が経ちましたが、あらためて精神保健福祉士の意義を深く考える機会となったと思います。

業務ではないからこそ、思う存分調べたり聞いたりできるのがありがたかったです。

内容は一切書けませんが、政治家として間違いなく成長できていると自負しています。

これで終わりではなく、次は福祉施設で16日間の実習が待っています。

何度か愚痴っていますが、とにかく朝から晩まで実習して、帰宅して家事育児をしてこどもが寝てから夜中まで実習記録の作成、というのが本当にキツいんですよね。

議員活動と並行しながらというのもなかなかハードなのですが、持ち前のタフネスを生かして頑張ります。

日曜日

午前中は、シェアオフィスTIMEを実施。

午後は妻が用事でこどもたちを見れず、久々のワンオペ2人育児でした。

こどもたちを寝かしつけて、このブログを書いています。

今週のシェアオフィスTIME

今週のシェアオフィスTIMEは、下記の日程で実施いたします!

最近、たくさん予約をいただくことが続いていてうれしい限りです。

ぜひ、お気軽にご連絡くださいね。

※シェアオフィスTIMEについてはコチラをご覧ください。

1週間お疲れ様でした。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

石﨑遊太

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